ネオ神河:5話 また再会するときには…
2022年1月28日 Magic Story コメント (6)
こんにちは。
毎日更新ネオ神河ストーリー。
驚いたのですが、メインストーリーとしては今回の5話で終わりのようです。
まあよく考えれば、今までの話も全10話と言いながら半分はサイドストーリーだったので、不思議ではないか…しかしもっとこの世界の物語を読みたかったなあというのが正直なところ。
さあ、そんなネオ神河最終回です。
メインストーリー第5話:次なる戦いへ
https://mtg-jp.com/reading/ur/NEO/0035757/
ファイレクシアめ…
絶対許さない…!!!!!!
よりにもよって人妻を…!!!!!(血涙)
驚くべきことに、この次元での物語は一応の終わりを見たものの、最後に連れ去られたタミヨウがファイレクシアによって完成させられてしまいました…。
タミヨウは戦闘能力こそ高い印象はないものの、今回は一度対峙した魁渡を翻弄したり、様々な次元を渡って収集した物語とその知恵で、非常に頼れる仲間でした。
その彼女が闇堕ち…。
この展開を昨日まで誰が予想できたでしょうか。
過去、カーンもファイレクシアの油に汚染されつつありましたが、完成直前に仲間のPWの灯を移植されたことによってなんとか助かりました。
このことから、PWの灯それ自体はファイレクシアの油でも不可侵と思われていました(カーン自身は機械であったことから、灯を除く身体の大部分が汚染されていた感じでしょうか?)。それが今回覆され、初のファイレクシアン・プレインズウォーカーが誕生したという事実は非常に重いです。
思うのですが、完全にファイレクシアの仲間として暗躍するテゼレットは、汚染ではなく自身の意志で動いているようなのですが、ファイレクシアサイドはむしろ彼を”完成”させたがっているのではないでしょうか?テゼレットもボーラスの命令や自分の野望で動いたりしてきた人物なので、いつ裏切るかわからないですし、それだったら完全に取り込んだ方がリスクも少ないと思うのですが…。
タミヨウの姿を見て苦々しい表情を浮かべていたテゼレットも、それを懸念しているのかもしれませんね。
新ファイレクシア(旧ミラディン)ではまだ孤軍奮闘していた槌のコスもいましたし、今後も誰かが取り込まれ犠牲になってしまうのではないかという部分が怖いですね…。
さて、ついつい結末の方から書いてしまいましたが、今回の話のおさらいです。
前回捕らえられた魁渡とタミヨウを放浪者が救いました。
ギタクシアスを両断し、手下も片づけるとテゼレットを捕縛。三人はテゼレットを連れて永岩城に戻ろうとしますが、永岩城には神河の現体制に不満を持ち、ギタクシアスに焚き付けられた反乱軍の軍勢が迫っていました。
放浪者は一人なら一瞬でプレインズウォーク出来ますが、魁渡とタミヨウは、ましてテゼレットを運びながらみんなで戻るには時間がかかります。ここでタミヨウが、自身の念動力の底上げを図ろうと現実チップを自身に埋め込み、機械獣を魁渡と力を合わせて動かすことで空を飛んで帰るのですが、これが大きな誤ちでした。
永岩城に着く直前、意識を取り戻したテゼレットの攻撃で一行は永岩城に墜落。
反乱軍が香醍の間に迫る中、放浪者は飛び出していき、続いてそれをテゼレットが追いかけます。
魁渡とタミヨウはテゼレットを足止めしましたが、このときタミヨウが使っていた現実チップにテゼレットが干渉し、ひるんだ隙にテゼレットがタミヨウを連れてどこかにプレインズウォークしてしまいました…!
一方放浪者はなんとか反乱軍の長を止めることで、今回の神河での事態は事なきを得ましたが…
ジン=ギタクシアスとテゼレットの目的、「神の次はプレインズウォーカーの検体を手に入れること」が奇しくも達成されてしまいました。
そして、現実チップの一時的な影響が消え、再び不安定になった放浪者は、軽脚を皇の名代として定め、魁渡に微笑みを残してまたどこかへ消えるのでした…。
再会出来たもののまた別れることになってしまった皇と魁渡。
策謀によって闇に堕ちてしまったタミヨウ。
そして暗躍するファイレクシア勢力…。
なんとも苦々しい終わり方となってしまいました。
ヤベエな。
すっかり気分的には燃えつきてしまいましたが、実際にはまだネオ神河は発売前なんですよね!
気を取り直して、今後はカードプレビューを楽しんでいきたいと思います!
…タミヨウ…。
はぁ…(´・ω・`)
毎日更新ネオ神河ストーリー。
驚いたのですが、メインストーリーとしては今回の5話で終わりのようです。
まあよく考えれば、今までの話も全10話と言いながら半分はサイドストーリーだったので、不思議ではないか…しかしもっとこの世界の物語を読みたかったなあというのが正直なところ。
さあ、そんなネオ神河最終回です。
メインストーリー第5話:次なる戦いへ
https://mtg-jp.com/reading/ur/NEO/0035757/
ファイレクシアめ…
絶対許さない…!!!!!!
よりにもよって人妻を…!!!!!(血涙)
驚くべきことに、この次元での物語は一応の終わりを見たものの、最後に連れ去られたタミヨウがファイレクシアによって完成させられてしまいました…。
タミヨウは戦闘能力こそ高い印象はないものの、今回は一度対峙した魁渡を翻弄したり、様々な次元を渡って収集した物語とその知恵で、非常に頼れる仲間でした。
その彼女が闇堕ち…。
この展開を昨日まで誰が予想できたでしょうか。
過去、カーンもファイレクシアの油に汚染されつつありましたが、完成直前に仲間のPWの灯を移植されたことによってなんとか助かりました。
このことから、PWの灯それ自体はファイレクシアの油でも不可侵と思われていました(カーン自身は機械であったことから、灯を除く身体の大部分が汚染されていた感じでしょうか?)。それが今回覆され、初のファイレクシアン・プレインズウォーカーが誕生したという事実は非常に重いです。
思うのですが、完全にファイレクシアの仲間として暗躍するテゼレットは、汚染ではなく自身の意志で動いているようなのですが、ファイレクシアサイドはむしろ彼を”完成”させたがっているのではないでしょうか?テゼレットもボーラスの命令や自分の野望で動いたりしてきた人物なので、いつ裏切るかわからないですし、それだったら完全に取り込んだ方がリスクも少ないと思うのですが…。
タミヨウの姿を見て苦々しい表情を浮かべていたテゼレットも、それを懸念しているのかもしれませんね。
新ファイレクシア(旧ミラディン)ではまだ孤軍奮闘していた槌のコスもいましたし、今後も誰かが取り込まれ犠牲になってしまうのではないかという部分が怖いですね…。
さて、ついつい結末の方から書いてしまいましたが、今回の話のおさらいです。
前回捕らえられた魁渡とタミヨウを放浪者が救いました。
ギタクシアスを両断し、手下も片づけるとテゼレットを捕縛。三人はテゼレットを連れて永岩城に戻ろうとしますが、永岩城には神河の現体制に不満を持ち、ギタクシアスに焚き付けられた反乱軍の軍勢が迫っていました。
放浪者は一人なら一瞬でプレインズウォーク出来ますが、魁渡とタミヨウは、ましてテゼレットを運びながらみんなで戻るには時間がかかります。ここでタミヨウが、自身の念動力の底上げを図ろうと現実チップを自身に埋め込み、機械獣を魁渡と力を合わせて動かすことで空を飛んで帰るのですが、これが大きな誤ちでした。
永岩城に着く直前、意識を取り戻したテゼレットの攻撃で一行は永岩城に墜落。
反乱軍が香醍の間に迫る中、放浪者は飛び出していき、続いてそれをテゼレットが追いかけます。
魁渡とタミヨウはテゼレットを足止めしましたが、このときタミヨウが使っていた現実チップにテゼレットが干渉し、ひるんだ隙にテゼレットがタミヨウを連れてどこかにプレインズウォークしてしまいました…!
一方放浪者はなんとか反乱軍の長を止めることで、今回の神河での事態は事なきを得ましたが…
ジン=ギタクシアスとテゼレットの目的、「神の次はプレインズウォーカーの検体を手に入れること」が奇しくも達成されてしまいました。
そして、現実チップの一時的な影響が消え、再び不安定になった放浪者は、軽脚を皇の名代として定め、魁渡に微笑みを残してまたどこかへ消えるのでした…。
再会出来たもののまた別れることになってしまった皇と魁渡。
策謀によって闇に堕ちてしまったタミヨウ。
そして暗躍するファイレクシア勢力…。
なんとも苦々しい終わり方となってしまいました。
ヤベエな。
すっかり気分的には燃えつきてしまいましたが、実際にはまだネオ神河は発売前なんですよね!
気を取り直して、今後はカードプレビューを楽しんでいきたいと思います!
…タミヨウ…。
はぁ…(´・ω・`)
ネオ神河:4話 キュンキュン物語と不安
2022年1月28日 Magic Story コメント (2)
こんにちは。
やっぱり一日一話更新になってますね…
この前のラヴニカとかのときは週一だった気がするけどどういうこと?
楽しいからいいんですけど…ハッ!!!
まさかこれはスピード感と読者への訴求力を高めようというWotCの策略!?
いいぞもっとやれ。
メインストーリー第4話:突入
https://mtg-jp.com/reading/ur/NEO/0035748/
前回《放浪者》の正体が失踪していた神河の皇だという衝撃の事実が明らかになりましたが、その後噂の張本人が現れて魁渡くんを救いましたw
十年もの間その姿を探して多元宇宙を探し回っていた魁渡くんでしたが、やっと再会出来た二人は今回どんな会話をするのでしょうか。ちょっといじらしい放浪者の言葉と魁渡くんの反応にキュンキュンしてしまいました。
今回の話は三人がとにもかくにも永岩城に帰還したところから始まります。
ここは皇が失踪したまさにその場所であり、魁渡くんが出て行ってしまったところでもあり…。
魁渡くんと放浪者は若干の居心地の悪さを感じますが、一方で「呼んできてくれ!」って言われてすぐ英子姉さんと軽脚先生を連れてきてくれるあたり、タミヨウもある程度は永岩城に慣れているのか、働いていた(いる)のか…。まあそのあたりは今回は深くは考えますまい。
PW三人は今後のことについて話し合いますが、タメシの研究室のことを考える限り、事態は一刻を争います。また、盗み出してきた「現実チップ」によって、放浪者はジン=ギタクシアスがすぐにでも永岩城を襲撃しようとしている場面を幻視してしまいます。
ここまで英子と軽脚先生は置いてきぼりなのですが、魁渡くんを通してPWの存在を知っている英子はともかく、軽脚先生は全然話の流れわからないんじゃないの?それとも軽脚先生もPWについて(そして突然現れたタミヨウの存在について)知っていると考えた方が妥当なのかな?
皇としての役目がある放浪者を残し、魁渡くんとタミヨウはタメシの研究室に直行しますが、実はそれは罠でした。神の研究の次はPWの研究をする必要があると考えていたジン=ギタクシアスと、ついに現れたテゼレットによって、二人は捕らえられてしまいます。そして…!?
このネオ神河で登場したばかりの魁渡くんがひどい目に遭うのはあまり心配はしていなかったのですが、一方でプレビューで公開されたカードによって、このあとタミヨウに悲劇が起こることが明らかになりました。
前回放浪者が皇だとわかってどうなっちゃうの!?と思ったら、それはともかく今度はまた別の問題が。本当にアメリカ生まれのゲームだけあって、「ひとつの謎を引っ張って引っ張って最後に解決する」日本式の物語の作法みたいなのが全然通用せず、毎回ジェットコースターのような展開で飽きさせませんね。
次の話が今日のお昼くらいには公開になると思いますので、そちらも注目していきましょう。
やっぱり一日一話更新になってますね…
この前のラヴニカとかのときは週一だった気がするけどどういうこと?
楽しいからいいんですけど…ハッ!!!
まさかこれはスピード感と読者への訴求力を高めようというWotCの策略!?
いいぞもっとやれ。
メインストーリー第4話:突入
https://mtg-jp.com/reading/ur/NEO/0035748/
前回《放浪者》の正体が失踪していた神河の皇だという衝撃の事実が明らかになりましたが、その後噂の張本人が現れて魁渡くんを救いましたw
十年もの間その姿を探して多元宇宙を探し回っていた魁渡くんでしたが、やっと再会出来た二人は今回どんな会話をするのでしょうか。ちょっといじらしい放浪者の言葉と魁渡くんの反応にキュンキュンしてしまいました。
今回の話は三人がとにもかくにも永岩城に帰還したところから始まります。
ここは皇が失踪したまさにその場所であり、魁渡くんが出て行ってしまったところでもあり…。
魁渡くんと放浪者は若干の居心地の悪さを感じますが、一方で「呼んできてくれ!」って言われてすぐ英子姉さんと軽脚先生を連れてきてくれるあたり、タミヨウもある程度は永岩城に慣れているのか、働いていた(いる)のか…。まあそのあたりは今回は深くは考えますまい。
PW三人は今後のことについて話し合いますが、タメシの研究室のことを考える限り、事態は一刻を争います。また、盗み出してきた「現実チップ」によって、放浪者はジン=ギタクシアスがすぐにでも永岩城を襲撃しようとしている場面を幻視してしまいます。
ここまで英子と軽脚先生は置いてきぼりなのですが、魁渡くんを通してPWの存在を知っている英子はともかく、軽脚先生は全然話の流れわからないんじゃないの?それとも軽脚先生もPWについて(そして突然現れたタミヨウの存在について)知っていると考えた方が妥当なのかな?
皇としての役目がある放浪者を残し、魁渡くんとタミヨウはタメシの研究室に直行しますが、実はそれは罠でした。神の研究の次はPWの研究をする必要があると考えていたジン=ギタクシアスと、ついに現れたテゼレットによって、二人は捕らえられてしまいます。そして…!?
このネオ神河で登場したばかりの魁渡くんがひどい目に遭うのはあまり心配はしていなかったのですが、一方でプレビューで公開されたカードによって、このあとタミヨウに悲劇が起こることが明らかになりました。
前回放浪者が皇だとわかってどうなっちゃうの!?と思ったら、それはともかく今度はまた別の問題が。本当にアメリカ生まれのゲームだけあって、「ひとつの謎を引っ張って引っ張って最後に解決する」日本式の物語の作法みたいなのが全然通用せず、毎回ジェットコースターのような展開で飽きさせませんね。
次の話が今日のお昼くらいには公開になると思いますので、そちらも注目していきましょう。
ネオ神河:3話 気になるアノ子の正体
2022年1月26日 Magic Story コメント (4)
こんにちは。
昨日の今日でネオ神河第3話が公開されました。
メインストーリー第3話:予期せぬ協調
https://mtg-jp.com/reading/ur/NEO/0035745/
前回の第2話を読んでウッソやろ!?と思ってしまったのですが、
今回の第3話を読んでも…ウソやろォ!!!??と言葉が漏れてしまいました…!!!
前回、ジン=ギタクシアスと思しき怪物が暗躍する姿と、それに協力していて殺されてしまった友人タメシを目撃した魁渡くん。
タメシが残した最後の言葉から、ついにあの金属の腕の男の名が「テゼレット」であるということがわかりました。
今回はテゼレットについて探るため、ある鼠人に接触を図りますが、実はその子がPW・タミヨウの養子でした。自分の息子のことを詮索されていい気はしないタミヨウ、2人は最初こそぶつかり合う(物理)ものの、お互いにPWであること、テゼレットが共通の敵であることを理解すると協力関係を結びます。
そこでタミヨウから明かされる衝撃の真実。
「〇〇〇が皇である」…と!!!!
いやこれ、もともとネオ神河のビジュアルで確かに出てたんですけど、正直全然気づきませんでした(アホ)。
だからこそこの事実を知ったときの衝撃たるや、「そういうことか」と。
後半では実際にジン=ギタクシアス一派との戦闘にもなってしまうのですが、もうその辺は茫然でしたよわたしゃ。そしてタメシ、結構えげつない研究やってたんやなオイ…。ちょっと閉口してしまいました。前日譚であんなに技術の活用について語っていた人がやることか…!?
今回の結末といい、MTG STORYはかなり出し惜しみなく怒涛の展開をかぶせてくるので、全然飽きません。
果たして3人がどうこの事件を解決に導いていくのか…何しろ敵の背後が見えません。
場合によっては手におえない。
そして2人はどんな話をするんでしょうか…
次の更新明日とかなの!?
はよ続き読ませてー!!!!
昨日の今日でネオ神河第3話が公開されました。
メインストーリー第3話:予期せぬ協調
https://mtg-jp.com/reading/ur/NEO/0035745/
前回の第2話を読んでウッソやろ!?と思ってしまったのですが、
今回の第3話を読んでも…ウソやろォ!!!??と言葉が漏れてしまいました…!!!
前回、ジン=ギタクシアスと思しき怪物が暗躍する姿と、それに協力していて殺されてしまった友人タメシを目撃した魁渡くん。
タメシが残した最後の言葉から、ついにあの金属の腕の男の名が「テゼレット」であるということがわかりました。
今回はテゼレットについて探るため、ある鼠人に接触を図りますが、実はその子がPW・タミヨウの養子でした。自分の息子のことを詮索されていい気はしないタミヨウ、2人は最初こそぶつかり合う(物理)ものの、お互いにPWであること、テゼレットが共通の敵であることを理解すると協力関係を結びます。
そこでタミヨウから明かされる衝撃の真実。
「〇〇〇が皇である」…と!!!!
いやこれ、もともとネオ神河のビジュアルで確かに出てたんですけど、正直全然気づきませんでした(アホ)。
だからこそこの事実を知ったときの衝撃たるや、「そういうことか」と。
後半では実際にジン=ギタクシアス一派との戦闘にもなってしまうのですが、もうその辺は茫然でしたよわたしゃ。そしてタメシ、結構えげつない研究やってたんやなオイ…。ちょっと閉口してしまいました。前日譚であんなに技術の活用について語っていた人がやることか…!?
今回の結末といい、MTG STORYはかなり出し惜しみなく怒涛の展開をかぶせてくるので、全然飽きません。
果たして3人がどうこの事件を解決に導いていくのか…何しろ敵の背後が見えません。
場合によっては手におえない。
そして2人はどんな話をするんでしょうか…
次の更新明日とかなの!?
はよ続き読ませてー!!!!
ウォォォーーーッ!!ネオ神河のストーリーが開始!!
2022年1月25日 Magic Story コメント (2)こんにちは!!!!
公開されたストーリーを読んで興奮冷めやらぬ状態で書いています!!!
メインストーリー第1話:永岩城の異邦人
https://mtg-jp.com/reading/ur/NEO/0035741/
メインストーリー第2話:嘘と約束とネオンの輝き
https://mtg-jp.com/reading/ur/NEO/0035742/
ヤベエですよ!!!ヤベエ!!!!!!
…ハアハア。
とりあえず、読んでみて下さい。
メインストーリーの初回更新となる今回は、なんと一度に二話が公開されました。
メインストーリー第一話は、魁渡の過去話ですね。
なんなら前日譚「魁渡:起源の物語」よりもさらに前、いかにして彼が皇との友情を育んだか、そして皇が連れ去られたそのときのことを語っています。
そして第二話が現在の物語。ここからが本編だと言っても過言ではないですね。
前日譚の最後、魁渡がプレインズウォーカーに目覚めたあとからの話になっています。
時系列としては、メイン一話⇒起源の物語⇒メイン二話という感じです。
このような感じで、メイン一話では目新しい情報はないですね。
ただ、永岩城・皇宮内の様子や訓練の師であった軽脚先生の雰囲気、あとは「ラーメンスープ、餃子、カツカレー」などこの世界のお料理のような、生活感溢れる描写が面白いです。
まだこのときは自分の将来に悩むお年頃の魁渡くんですが、この世界での革新的な技術の使い方などについては一家言あるようで、軽脚先生との口論ではかなり高度な言い合いをしています。
教育水準の高さとでもいいましょうか。
私が大興奮だったのはメイン二話ですね。
前日譚の最後では、PWの灯が灯りご多分に漏れず初のプレインズウォークで姉・英子を残して消えてしまった魁渡くんでしたが、この話では英子と再会しており、「プレインズウォーカー」という概念を英子も理解している状態になっているのが意外でした。その能力を持つもの以外には俄かに信じられがたいプレインズウォーカーの存在ですが、お互いを信じあっているこの姉弟ならではのことかもしれません。あるいは、神河からはタミヨウもPWとして出ているので、「そういう人もいるらしい」くらいの通説はあるのかもしれませんね。
さて、姉からの情報で親友の裏切りの影を把握した魁渡くんですが、証拠を見つけるために監視をしていると、この次元には衝撃的な人物(?)が登場します…!!!!!!
〇〇・〇〇〇〇〇ス…!!!!!
そして死に際の親友から漏れる予想通りの”ヤツ”の名前…!!!!
〇〇〇ッ〇…!!!!!!
波乱も波乱!!!!
大波乱です!!!!!!
何より、〇〇・〇〇〇〇〇スと繋がっているのが氷山勢団というのが中々怪しいですね…!!!
一体あいつらどんな極悪非道な実験を…許せん!!!!
今日明日くらいで禁止改訂もあるみたいです!!!!
ストーリーと合わせてハラハラさせてくれるぜ!!!!!!!
次回を待て!!!!
公開されたストーリーを読んで興奮冷めやらぬ状態で書いています!!!
メインストーリー第1話:永岩城の異邦人
https://mtg-jp.com/reading/ur/NEO/0035741/
メインストーリー第2話:嘘と約束とネオンの輝き
https://mtg-jp.com/reading/ur/NEO/0035742/
ヤベエですよ!!!ヤベエ!!!!!!
…ハアハア。
とりあえず、読んでみて下さい。
メインストーリーの初回更新となる今回は、なんと一度に二話が公開されました。
メインストーリー第一話は、魁渡の過去話ですね。
なんなら前日譚「魁渡:起源の物語」よりもさらに前、いかにして彼が皇との友情を育んだか、そして皇が連れ去られたそのときのことを語っています。
そして第二話が現在の物語。ここからが本編だと言っても過言ではないですね。
前日譚の最後、魁渡がプレインズウォーカーに目覚めたあとからの話になっています。
時系列としては、メイン一話⇒起源の物語⇒メイン二話という感じです。
このような感じで、メイン一話では目新しい情報はないですね。
ただ、永岩城・皇宮内の様子や訓練の師であった軽脚先生の雰囲気、あとは「ラーメンスープ、餃子、カツカレー」などこの世界のお料理のような、生活感溢れる描写が面白いです。
まだこのときは自分の将来に悩むお年頃の魁渡くんですが、この世界での革新的な技術の使い方などについては一家言あるようで、軽脚先生との口論ではかなり高度な言い合いをしています。
教育水準の高さとでもいいましょうか。
私が大興奮だったのはメイン二話ですね。
前日譚の最後では、PWの灯が灯りご多分に漏れず初のプレインズウォークで姉・英子を残して消えてしまった魁渡くんでしたが、この話では英子と再会しており、「プレインズウォーカー」という概念を英子も理解している状態になっているのが意外でした。その能力を持つもの以外には俄かに信じられがたいプレインズウォーカーの存在ですが、お互いを信じあっているこの姉弟ならではのことかもしれません。あるいは、神河からはタミヨウもPWとして出ているので、「そういう人もいるらしい」くらいの通説はあるのかもしれませんね。
さて、姉からの情報で親友の裏切りの影を把握した魁渡くんですが、証拠を見つけるために監視をしていると、この次元には衝撃的な人物(?)が登場します…!!!!!!
〇〇・〇〇〇〇〇ス…!!!!!
そして死に際の親友から漏れる予想通りの”ヤツ”の名前…!!!!
〇〇〇ッ〇…!!!!!!
波乱も波乱!!!!
大波乱です!!!!!!
何より、〇〇・〇〇〇〇〇スと繋がっているのが氷山勢団というのが中々怪しいですね…!!!
一体あいつらどんな極悪非道な実験を…許せん!!!!
今日明日くらいで禁止改訂もあるみたいです!!!!
ストーリーと合わせてハラハラさせてくれるぜ!!!!!!!
次回を待て!!!!
ネオ神河 これまでの歴史物語 その2
2022年1月24日 Magic Story コメント (4)
こんにちは。
引き続きネオ神河のこれまでの概要が紹介されています。
神河史譚:戦乱時代
https://mtg-jp.com/reading/ur/NEO/0035726/
神河史譚:啓蒙の時代
https://mtg-jp.com/reading/ur/NEO/0035729/
神河史譚:麒麟の教え
https://mtg-jp.com/reading/ur/NEO/0035734/
神河史譚:天空に至る母聖樹
https://mtg-jp.com/reading/ur/NEO/0035737/
神河史譚:当世
https://mtg-jp.com/reading/ur/NEO/0035738/
『啓蒙の時代』で「統合のゲート」について書かれています。
この言葉は『魁渡 起源の物語』でも出てきて謎の言葉だったのですが、この話を読んでもまだイマイチわかりません。
前回の神河の後、定命の世界と神の世界が「奇妙な裂け目」によって統合しようとしていた、人々は協力して「統合のゲート」を作った、としか書いておらず、「統合のゲート」が世界の統合に当たってどのような役割を果たす機構なのか?そこが具体的には説明されておりませんでした。
次元橋のように二つの世界を行き来するためのものなのか、あるいはただ単に関所みたいなもので定命の世界に吐き出された神を監視して記録するだけのものなのか。気になります。
また余談ですが、この「奇妙な裂け目」は、ドミナリアを中心として発生した「裂け目」のことで合っていますかね?
『天空に至る母聖樹』では、都市の拡大と自然の反抗が描かれています。
リアルの方の現代では、都市が拡大するにつれ多くの自然が失われてしまいましたが、神河では自然の守り手としての神がおり、一時はお互いに破壊しあう状態になりました。
皇の仲介でそれぞれに破壊活動をやめることになり、広がりを失った定命たちの都市は上へと伸びていきました。これがネオ神河の都市背景ということです。そしてプライドを見せる母聖樹さんハンパないです。
『当世』では、ネオ神河の技術がいかにサイバネティックに発展したかが説明されています。曰く「サイバ未来派」と呼ばれる一派が「神との繋がりを必要とせずに魔力を直接引き出す方法」を開発したということで、これが現代で言うところの様々な機械類に当たるのでしょうか。
次回からは本編が始まる予感。ワクワクしますね!
引き続きネオ神河のこれまでの概要が紹介されています。
神河史譚:戦乱時代
https://mtg-jp.com/reading/ur/NEO/0035726/
神河史譚:啓蒙の時代
https://mtg-jp.com/reading/ur/NEO/0035729/
神河史譚:麒麟の教え
https://mtg-jp.com/reading/ur/NEO/0035734/
神河史譚:天空に至る母聖樹
https://mtg-jp.com/reading/ur/NEO/0035737/
神河史譚:当世
https://mtg-jp.com/reading/ur/NEO/0035738/
『啓蒙の時代』で「統合のゲート」について書かれています。
この言葉は『魁渡 起源の物語』でも出てきて謎の言葉だったのですが、この話を読んでもまだイマイチわかりません。
前回の神河の後、定命の世界と神の世界が「奇妙な裂け目」によって統合しようとしていた、人々は協力して「統合のゲート」を作った、としか書いておらず、「統合のゲート」が世界の統合に当たってどのような役割を果たす機構なのか?そこが具体的には説明されておりませんでした。
次元橋のように二つの世界を行き来するためのものなのか、あるいはただ単に関所みたいなもので定命の世界に吐き出された神を監視して記録するだけのものなのか。気になります。
また余談ですが、この「奇妙な裂け目」は、ドミナリアを中心として発生した「裂け目」のことで合っていますかね?
『天空に至る母聖樹』では、都市の拡大と自然の反抗が描かれています。
リアルの方の現代では、都市が拡大するにつれ多くの自然が失われてしまいましたが、神河では自然の守り手としての神がおり、一時はお互いに破壊しあう状態になりました。
皇の仲介でそれぞれに破壊活動をやめることになり、広がりを失った定命たちの都市は上へと伸びていきました。これがネオ神河の都市背景ということです。そしてプライドを見せる母聖樹さんハンパないです。
『当世』では、ネオ神河の技術がいかにサイバネティックに発展したかが説明されています。曰く「サイバ未来派」と呼ばれる一派が「神との繋がりを必要とせずに魔力を直接引き出す方法」を開発したということで、これが現代で言うところの様々な機械類に当たるのでしょうか。
次回からは本編が始まる予感。ワクワクしますね!
ネオ神河 これまでの歴史物語
2022年1月19日 Magic Story コメント (2)
こんにちは。
ネオ神河のMagic Storyですが、前回の魁渡の話はやはり本編の前日譚だったようで、その後いくつか公開されている記事は、それぞれ短めの「これまでの歴史紹介」になっています。
それぞれ、5分程度で読める短さなのでオススメです。
神河史譚:神の乱
https://mtg-jp.com/reading/ur/NEO/0035711/
神河史譚:梅澤俊郎の生涯
https://mtg-jp.com/reading/ur/NEO/0035714/
神河史譚:魅知子の真理の支配
https://mtg-jp.com/reading/ur/NEO/0035716/
神河史譚:梓の幾多の旅
https://mtg-jp.com/reading/ur/NEO/0035720/
神河史譚:龍の神の再誕
https://mtg-jp.com/reading/ur/NEO/0035723/
神河はMTGの中でもかなり独特の世界観なので、背景を知っておくのはよりゲームを楽しむことにつながるかと思います。
梓どうなったのかなあ…未開の地で息絶えたのか、精霊の世界に行ったのか、あるいは”覚醒”したのか…という妄想をしているとエモいですね。
また、何回か紹介しているMTGストーリー解説のcoyo MTGチャンネルさんの動画もオススメです。
【MTGストーリー】神河物語ブロック(旧神河) 背景ストーリー紹介
https://www.youtube.com/watch?v=gjYoMNVDkvo
【MTGストーリー】神河次元の世界観(旧神河)背景設定解説
https://www.youtube.com/watch?v=GPQ7eJBupaI
動画だと読み上げてくれるので、小説を読むより楽(笑)
かなりポイントを押さえて解説してくれるので、私も旧神河は詳しくありませんでしたがいろいろと知ることが出来ました。
いよいよMagic Storyも最新のところまで追いつきました。
早く物語が始まらないか今からわくわくしています(^ω^)
ネオ神河のMagic Storyですが、前回の魁渡の話はやはり本編の前日譚だったようで、その後いくつか公開されている記事は、それぞれ短めの「これまでの歴史紹介」になっています。
それぞれ、5分程度で読める短さなのでオススメです。
神河史譚:神の乱
https://mtg-jp.com/reading/ur/NEO/0035711/
神河史譚:梅澤俊郎の生涯
https://mtg-jp.com/reading/ur/NEO/0035714/
神河史譚:魅知子の真理の支配
https://mtg-jp.com/reading/ur/NEO/0035716/
神河史譚:梓の幾多の旅
https://mtg-jp.com/reading/ur/NEO/0035720/
神河史譚:龍の神の再誕
https://mtg-jp.com/reading/ur/NEO/0035723/
神河はMTGの中でもかなり独特の世界観なので、背景を知っておくのはよりゲームを楽しむことにつながるかと思います。
梓どうなったのかなあ…未開の地で息絶えたのか、精霊の世界に行ったのか、あるいは”覚醒”したのか…という妄想をしているとエモいですね。
また、何回か紹介しているMTGストーリー解説のcoyo MTGチャンネルさんの動画もオススメです。
【MTGストーリー】神河物語ブロック(旧神河) 背景ストーリー紹介
https://www.youtube.com/watch?v=gjYoMNVDkvo
【MTGストーリー】神河次元の世界観(旧神河)背景設定解説
https://www.youtube.com/watch?v=GPQ7eJBupaI
動画だと読み上げてくれるので、小説を読むより楽(笑)
かなりポイントを押さえて解説してくれるので、私も旧神河は詳しくありませんでしたがいろいろと知ることが出来ました。
いよいよMagic Storyも最新のところまで追いつきました。
早く物語が始まらないか今からわくわくしています(^ω^)
ネオ神河 魁渡・起源の物語
2022年1月14日 Magic Story コメント (2)こんにちは。
深紅の契りのストーリーが読み終わったので、いよいよネオ神河(正式名称じゃないけどもうこれで通じてしまうw)のストーリーを読み始めました!
魁渡・起源の物語:「忠誠の試練」「その先へ続く道」
https://mtg-jp.com/reading/ur/NEO/0035688/
いやー、超エキサイティングでしたね!!!!!
今のところ公開されているネオ神河の話は、「EPISODE 〇〇」とは書いていますが「第〇話」とは書いていません。
そういう意味でも今回は本編開始前のことなのかな?という認識でした。
タイトルにもある通り、今回の話はPWカードとして公開されている《漆月魁渡》の動機付けとなる内容。過去の神河、そして現代の神河の固有名詞があちこち出てくるので、わからない部分もありながらも楽しめました。もしここに書く内容で認識が間違っている部分があったら、ご指摘いただけると理解が深まります。
物語当時16歳の少年、漆月魁渡は、密かな決意のもと梅澤悟の元で働いていました。その組織の名は「氷山勢団」、裏社会で暗躍する組織、読んだ感じは完全にヤクザか、あるいはラヴニカでいうディミーア家みたいな感じ…ですかね。魁渡には目的がありました。それは、失踪した親友である”皇”を見つけること、そのためには氷山勢団の裏ネットワークを利用できるまでに悟に信用される必要がありました。
もともと魁渡は永岩城にいました、そこは過去の神河では物語の重要人物である大名・今田の居城でしたが、現在では皇(おそらく日本で言う天皇みたいな人?)とそれに仕える人たちの地区になっているっぽいです。そういう関係で魁渡と皇も知り合いどころか親友であったようなのですが、一年前、何者かに皇を連れ去られる場面を魁渡は目撃してしまいます。
「金属の腕の男」…
その人物が連れ去ったようなのですが、一体何ゼレットなんだ…と思ってしまいました。
ともあれ、そうして連れ去られた親友を取り戻すため、彼は永岩城を飛び出し氷山勢団に接触したようです。
その出自から、梅澤悟は魁渡が永岩城のスパイではないかと疑い(まだ悟の底が知れないので実際にはどう思っているかわかりませんが)、魁渡にある依頼をします。
それは、ムーンフォークのタメシからある重要研究の設計図を盗み出すこと。ムーンフォークとはこの次元特有の種族、空民のこと?PWではタミヨウなんかも空民と呼ばれていますが、合っているかな?
そしてその任務のため、一度は離れた永岩城にいる姉・英子にも接触し、二人は神々が住まう森、母聖樹地区へと足を踏み入れていきます…!
この先はネタバレなので読んでもらったほうがいいですね。
ただ、サイバーパンクと言われていたように、最初の都和市での描写にはシビれました。ホログラフィック…?クレジット・チップ、屋外型ヒーター、小型タブレットでハンズフリー???
まさかマジックザギャザリングで見るとは思わなかったような単語がいっぱい出てきて、もうファンタジー小説どころかSFですよ!SF好きにはたまりませんでした。
そして、神河といえば神!
ネオンきらめくSFの町に八百万の神が闊歩している様子はもう情報量多すぎて鼻血が出てきそうでした。
さらに、それらが皇の失踪事件と密接にかかわってきそうな雲行き…!
物語の前日譚としては最高の結末でした。
わかりづらかったのは、タメシが言っていた内容と英子たちとの議論…?
「統合のゲート」とは…?
要するに統合のゲートに繋がる神に干渉する技術を使うと、悪意ある人物が世界の成り立ちに干渉出来てしまう可能性があるって感じかな???
まあ、なんかスゴイヤバイってのはわかりました!(語彙力)
神河については、先日も上げたMTGストーリー解説のcoyoチャンネルさんや、晴れる屋のストーリー記事を執筆されている若月さんの解説なんかも出始めているので、それらにも目を通していきたいと思います!楽しみ!
■追記
若月さんの記事を読みました!
あなたの隣のプレインズウォーカー ~第123回 ネオ神河にStart Your Engines~
https://article.hareruyamtg.com/article/57899/
大体の認識は合っていました!
そして公式の翻訳者でもある若月さんも大変エキサイトしておられるw
これは今後も楽しみです!
深紅の契りのストーリーが読み終わったので、いよいよネオ神河(正式名称じゃないけどもうこれで通じてしまうw)のストーリーを読み始めました!
魁渡・起源の物語:「忠誠の試練」「その先へ続く道」
https://mtg-jp.com/reading/ur/NEO/0035688/
いやー、超エキサイティングでしたね!!!!!
今のところ公開されているネオ神河の話は、「EPISODE 〇〇」とは書いていますが「第〇話」とは書いていません。
そういう意味でも今回は本編開始前のことなのかな?という認識でした。
タイトルにもある通り、今回の話はPWカードとして公開されている《漆月魁渡》の動機付けとなる内容。過去の神河、そして現代の神河の固有名詞があちこち出てくるので、わからない部分もありながらも楽しめました。もしここに書く内容で認識が間違っている部分があったら、ご指摘いただけると理解が深まります。
物語当時16歳の少年、漆月魁渡は、密かな決意のもと梅澤悟の元で働いていました。その組織の名は「氷山勢団」、裏社会で暗躍する組織、読んだ感じは完全にヤクザか、あるいはラヴニカでいうディミーア家みたいな感じ…ですかね。魁渡には目的がありました。それは、失踪した親友である”皇”を見つけること、そのためには氷山勢団の裏ネットワークを利用できるまでに悟に信用される必要がありました。
もともと魁渡は永岩城にいました、そこは過去の神河では物語の重要人物である大名・今田の居城でしたが、現在では皇(おそらく日本で言う天皇みたいな人?)とそれに仕える人たちの地区になっているっぽいです。そういう関係で魁渡と皇も知り合いどころか親友であったようなのですが、一年前、何者かに皇を連れ去られる場面を魁渡は目撃してしまいます。
「金属の腕の男」…
その人物が連れ去ったようなのですが、一体何ゼレットなんだ…と思ってしまいました。
ともあれ、そうして連れ去られた親友を取り戻すため、彼は永岩城を飛び出し氷山勢団に接触したようです。
その出自から、梅澤悟は魁渡が永岩城のスパイではないかと疑い(まだ悟の底が知れないので実際にはどう思っているかわかりませんが)、魁渡にある依頼をします。
それは、ムーンフォークのタメシからある重要研究の設計図を盗み出すこと。ムーンフォークとはこの次元特有の種族、空民のこと?PWではタミヨウなんかも空民と呼ばれていますが、合っているかな?
そしてその任務のため、一度は離れた永岩城にいる姉・英子にも接触し、二人は神々が住まう森、母聖樹地区へと足を踏み入れていきます…!
この先はネタバレなので読んでもらったほうがいいですね。
ただ、サイバーパンクと言われていたように、最初の都和市での描写にはシビれました。ホログラフィック…?クレジット・チップ、屋外型ヒーター、小型タブレットでハンズフリー???
まさかマジックザギャザリングで見るとは思わなかったような単語がいっぱい出てきて、もうファンタジー小説どころかSFですよ!SF好きにはたまりませんでした。
そして、神河といえば神!
ネオンきらめくSFの町に八百万の神が闊歩している様子はもう情報量多すぎて鼻血が出てきそうでした。
さらに、それらが皇の失踪事件と密接にかかわってきそうな雲行き…!
物語の前日譚としては最高の結末でした。
わかりづらかったのは、タメシが言っていた内容と英子たちとの議論…?
「統合のゲート」とは…?
要するに統合のゲートに繋がる神に干渉する技術を使うと、悪意ある人物が世界の成り立ちに干渉出来てしまう可能性があるって感じかな???
まあ、なんかスゴイヤバイってのはわかりました!(語彙力)
神河については、先日も上げたMTGストーリー解説のcoyoチャンネルさんや、晴れる屋のストーリー記事を執筆されている若月さんの解説なんかも出始めているので、それらにも目を通していきたいと思います!楽しみ!
■追記
若月さんの記事を読みました!
あなたの隣のプレインズウォーカー ~第123回 ネオ神河にStart Your Engines~
https://article.hareruyamtg.com/article/57899/
大体の認識は合っていました!
そして公式の翻訳者でもある若月さんも大変エキサイトしておられるw
これは今後も楽しみです!
Magic Story イニストラード:深紅の契り 4話、5話
2022年1月13日 Magic Storyこんにちは。
だいぶご無沙汰になってしまいましたが、深紅の契り4話、5話を読みました。
メインストーリー第4話:結婚式をぶち壊せ
https://mtg-jp.com/reading/ur/VOW/0035602/
メインストーリー第5話:死が我らを分かつまで
https://mtg-jp.com/reading/ur/VOW/0035619/
サイドストーリー第4話:貪る家
https://mtg-jp.com/reading/ur/VOW/0035611/
今回はサイドストーリーは4話までなんですね。
ぶっちゃけ、Youtubeでガバガバストーリー解説をされているcoyoさんのチャンネルで大筋を知っていたので、メインストーリー4,5話はかなり勢いよく流し読みしました。こちらの動画もオススメです。
【MTG】イニストラード:真紅の契り 背景ストーリー紹介
https://www.youtube.com/watch?v=A4bhW6WEngg
前回までは、ソリンがオリヴィアの結婚式に突撃、シガルダを開放したことで城の結界が破れ、いよいよ人間チームの総攻撃開始だ!というところでした。
4話では、結婚式がカオスになっていく様子、そしてアーリンがオリヴィアと、ソリンがエドガーと対決する流れとなりました。ゲートウォッチチームは今回無難に強キャラ感がありますが、真夜中の狩りと同様にユーモアあふれるやり取りをしていたのがほほえましかったです。
オリヴィアは吸血鬼以外のあらゆる存在を見下していますね、アーリンのことを人狼と認めてからも同様の言動が目立ちます。一方であくまでも人間としての生き方を忘れずにいたいアーリン、激しい白兵戦を繰り広げていきます。
一方でソリンとエドガーおじいちゃんの対決、おじいちゃんがオリヴィアの血に魅了されているとはいえ、その辛辣な言葉は全てが全て操られているからではなく、アヴァシンを創造したソリンを元から苦々しく思っていたようです。「吸血鬼の思うままに人間を搾取していてはいずれ食料(人間)がいなくなって吸血鬼も破滅する」として人間の守り手、アヴァシンを創造したソリンですが、そこまで聡明であればアヴァシン以外の手段でも同じような危機への対策を考えてしかるべきですよね?
じゃあ自分でやってみろよおじいちゃん!!(半ギレ)
メインストーリー5話では、いよいよそれぞれの対決に決着が。
結局エドガーおじいちゃんはオリヴィアと一緒に逃げ出してしまいますが、これだけの失敗を犯したのだから二人とももう恥ずかしくて人前に出てこれないんちゃう??
逆にソリンは負傷者の手当などを引き受けたので、だいぶ人間からの評判は上がりそう。もしまたイニストラードを訪れることがあるのであれば、その辺の立場の変化も楽しみですね。ソリンも堅物だからなー、素直になればいいのに。
アーリンは結局仲違いしていたトヴォラーが助けに来てくれました。和解したわけではないにせよ、これをきっかけに人狼と人との関係もなにか変わってくれればいいですね。
いろいろ解決して、前回中断していた収穫祭が行われました。
セレスタスが起動し、イニストラードには数か月ぶりの朝日が差し込みます。
このシーンが、なんとも美しくて良かったですね。
マジックのストーリーにもいろいろなグッドエンド、バッドエンドがありますが、こういった光景が印象的なのもなかなかないのではないでしょうか。ここまで読んできてよかったなーと思いました。
あとは、テフェリーの懸念が現実にならなければいいですね…。
サイドストーリー4話は、最初から最後までなんとも不気味でした。
結局最後まで不穏な感じの話ではありましたが、イニストラードのゴシックホラー感という意味ではこれまでのサイドストーリーで充分味わった感もありましたので、今回のはちょっと胸やけした感じかな…。
物語的にも起伏は少なく、特に読まなくても良いかなというレベルです。しいて言えば、吸血鬼が酷い目に遭う話なので、溜飲は下がるかなと。
来月にはいよいよネオ神河も迫ってきて、ストーリーもぼちぼち出始めていますので、そちらも追っていきたいと思います。
だいぶご無沙汰になってしまいましたが、深紅の契り4話、5話を読みました。
メインストーリー第4話:結婚式をぶち壊せ
https://mtg-jp.com/reading/ur/VOW/0035602/
メインストーリー第5話:死が我らを分かつまで
https://mtg-jp.com/reading/ur/VOW/0035619/
サイドストーリー第4話:貪る家
https://mtg-jp.com/reading/ur/VOW/0035611/
今回はサイドストーリーは4話までなんですね。
ぶっちゃけ、Youtubeでガバガバストーリー解説をされているcoyoさんのチャンネルで大筋を知っていたので、メインストーリー4,5話はかなり勢いよく流し読みしました。こちらの動画もオススメです。
【MTG】イニストラード:真紅の契り 背景ストーリー紹介
https://www.youtube.com/watch?v=A4bhW6WEngg
前回までは、ソリンがオリヴィアの結婚式に突撃、シガルダを開放したことで城の結界が破れ、いよいよ人間チームの総攻撃開始だ!というところでした。
4話では、結婚式がカオスになっていく様子、そしてアーリンがオリヴィアと、ソリンがエドガーと対決する流れとなりました。ゲートウォッチチームは今回無難に強キャラ感がありますが、真夜中の狩りと同様にユーモアあふれるやり取りをしていたのがほほえましかったです。
オリヴィアは吸血鬼以外のあらゆる存在を見下していますね、アーリンのことを人狼と認めてからも同様の言動が目立ちます。一方であくまでも人間としての生き方を忘れずにいたいアーリン、激しい白兵戦を繰り広げていきます。
一方でソリンとエドガーおじいちゃんの対決、おじいちゃんがオリヴィアの血に魅了されているとはいえ、その辛辣な言葉は全てが全て操られているからではなく、アヴァシンを創造したソリンを元から苦々しく思っていたようです。「吸血鬼の思うままに人間を搾取していてはいずれ食料(人間)がいなくなって吸血鬼も破滅する」として人間の守り手、アヴァシンを創造したソリンですが、そこまで聡明であればアヴァシン以外の手段でも同じような危機への対策を考えてしかるべきですよね?
じゃあ自分でやってみろよおじいちゃん!!(半ギレ)
メインストーリー5話では、いよいよそれぞれの対決に決着が。
結局エドガーおじいちゃんはオリヴィアと一緒に逃げ出してしまいますが、これだけの失敗を犯したのだから二人とももう恥ずかしくて人前に出てこれないんちゃう??
逆にソリンは負傷者の手当などを引き受けたので、だいぶ人間からの評判は上がりそう。もしまたイニストラードを訪れることがあるのであれば、その辺の立場の変化も楽しみですね。ソリンも堅物だからなー、素直になればいいのに。
アーリンは結局仲違いしていたトヴォラーが助けに来てくれました。和解したわけではないにせよ、これをきっかけに人狼と人との関係もなにか変わってくれればいいですね。
いろいろ解決して、前回中断していた収穫祭が行われました。
セレスタスが起動し、イニストラードには数か月ぶりの朝日が差し込みます。
このシーンが、なんとも美しくて良かったですね。
マジックのストーリーにもいろいろなグッドエンド、バッドエンドがありますが、こういった光景が印象的なのもなかなかないのではないでしょうか。ここまで読んできてよかったなーと思いました。
あとは、テフェリーの懸念が現実にならなければいいですね…。
サイドストーリー4話は、最初から最後までなんとも不気味でした。
結局最後まで不穏な感じの話ではありましたが、イニストラードのゴシックホラー感という意味ではこれまでのサイドストーリーで充分味わった感もありましたので、今回のはちょっと胸やけした感じかな…。
物語的にも起伏は少なく、特に読まなくても良いかなというレベルです。しいて言えば、吸血鬼が酷い目に遭う話なので、溜飲は下がるかなと。
来月にはいよいよネオ神河も迫ってきて、ストーリーもぼちぼち出始めていますので、そちらも追っていきたいと思います。
Magic Story イニストラード:深紅の契り 3話
2021年12月23日 Magic Storyこんにちは。
深紅の契り3話を読みました。
メインストーリー第3話:その結婚に異議あり
https://mtg-jp.com/reading/ur/VOW/0035582/
サイドストーリー第3話:逆境を逃れて
https://mtg-jp.com/reading/ur/VOW/0035590/
メインストーリーは物語が大きく動いた印象、真夜中の狩りもでしたが3話が面白かったので、3話という中盤が「起承転結」の「転」あたりで一番盛り上がるところなのかもしれませんね。
サイドストーリーも結構読みごたえもあり面白かった。思うに、サイドストーリーは毎回ミステリー、ホラー、などのテーマを決めて作っているのかもしれません。そういう意味では今回は…TRPG風ですかね!
メインストーリー、いよいよエドガー・マルコフおじいちゃんが目覚め、披露宴もクライマックスを迎えようかというとき、今度は見世物として、拘束された天使シガルダが出てきます。お前ソリン、この前シガルダと戦ってたのお前だろうが!!!そのせいでなんかいろんなことが悪くなってるぞ!!!
ソリンがオリヴィアに引き渡したった感じではなかったので、たぶんソリンとの闘いの後弱ってたシガルダをオリヴィアが捉えた感じだと思いますが。そして、天使を支配するために触媒として月銀の鍵を使おうとしたところで、ソリンが不意をつきその鍵を弾き飛ばします。すると事態が急変して…!?
当然オリヴィアも怒ってましたけど、まあソリンを招待した時点でオリヴィアの落ち度ですね。なんでも思い通りに行くと思っているとこうなります。
そして大暴れに発展して城の防護魔法が崩れ、次回はゲートウォッチチームも乱入する展開になりそうです。もうめちゃくちゃにしちゃえ!
サイドストーリーは「TRPG風」と書きましたが、本当にそんな感じですね。
主人公が立ち寄った村で頼まれごとをしてダンジョンに入りますが、そこには悪魔がいて、陰謀があって黒幕がいて…
選択を迫られて、エンディング分岐みたいな。
全体的に短くまとまっていますがそれぞれの要素が良く出来ていて、ワクワクしながら読むことが出来ました。過去の回想だけがちょっと冗長に感じましたが、それが選択にまた重みを与えていたのであれで良かったと思います。
メインストーリーはゲートウォッチを中心としたPWチームで有名どころと戦ったりしなければいけないため、ある程度のあらすじは決まってしまいますが、一方でサイドストーリーはその次元の住人を主人公に出来て、なおかつある程度自由な物語になるため面白いですね。メインはわかりやすいストーリーと若干の予定調和もあり安定感がありますが、サイドは当たり外れが多い分、面白い回は本当に読んでいて楽しいので、今後も続けて欲しいですね。
深紅の契り3話を読みました。
メインストーリー第3話:その結婚に異議あり
https://mtg-jp.com/reading/ur/VOW/0035582/
サイドストーリー第3話:逆境を逃れて
https://mtg-jp.com/reading/ur/VOW/0035590/
メインストーリーは物語が大きく動いた印象、真夜中の狩りもでしたが3話が面白かったので、3話という中盤が「起承転結」の「転」あたりで一番盛り上がるところなのかもしれませんね。
サイドストーリーも結構読みごたえもあり面白かった。思うに、サイドストーリーは毎回ミステリー、ホラー、などのテーマを決めて作っているのかもしれません。そういう意味では今回は…TRPG風ですかね!
メインストーリー、いよいよエドガー・マルコフおじいちゃんが目覚め、披露宴もクライマックスを迎えようかというとき、今度は見世物として、拘束された天使シガルダが出てきます。お前ソリン、この前シガルダと戦ってたのお前だろうが!!!そのせいでなんかいろんなことが悪くなってるぞ!!!
ソリンがオリヴィアに引き渡したった感じではなかったので、たぶんソリンとの闘いの後弱ってたシガルダをオリヴィアが捉えた感じだと思いますが。そして、天使を支配するために触媒として月銀の鍵を使おうとしたところで、ソリンが不意をつきその鍵を弾き飛ばします。すると事態が急変して…!?
当然オリヴィアも怒ってましたけど、まあソリンを招待した時点でオリヴィアの落ち度ですね。なんでも思い通りに行くと思っているとこうなります。
そして大暴れに発展して城の防護魔法が崩れ、次回はゲートウォッチチームも乱入する展開になりそうです。もうめちゃくちゃにしちゃえ!
サイドストーリーは「TRPG風」と書きましたが、本当にそんな感じですね。
主人公が立ち寄った村で頼まれごとをしてダンジョンに入りますが、そこには悪魔がいて、陰謀があって黒幕がいて…
選択を迫られて、エンディング分岐みたいな。
全体的に短くまとまっていますがそれぞれの要素が良く出来ていて、ワクワクしながら読むことが出来ました。過去の回想だけがちょっと冗長に感じましたが、それが選択にまた重みを与えていたのであれで良かったと思います。
メインストーリーはゲートウォッチを中心としたPWチームで有名どころと戦ったりしなければいけないため、ある程度のあらすじは決まってしまいますが、一方でサイドストーリーはその次元の住人を主人公に出来て、なおかつある程度自由な物語になるため面白いですね。メインはわかりやすいストーリーと若干の予定調和もあり安定感がありますが、サイドは当たり外れが多い分、面白い回は本当に読んでいて楽しいので、今後も続けて欲しいですね。
Magic Story イニストラード:深紅の契り 2話
2021年12月22日 Magic Story
こんにちは。
今回はメイン/サイドストーリー2話をそれぞれ読みました。
メインストーリー第2話:社交儀礼の陰気な重み
https://mtg-jp.com/reading/ur/VOW/0035558/
サイドストーリー第2話:血の祝福
https://mtg-jp.com/reading/ur/VOW/0035566/
メインストーリーは、いよいよオリヴィアちゃんの結婚披露宴が開幕。一癖も二癖もある吸血鬼たちが一同に会します。そこに入ろうとするゲートウォッチ+ソリン一行ですが、着飾ってきたにも関わらず、招待状を持っているのがソリンのみだったため、ゲートウォッチは中に入れてもらえませんでした。ちょw
ソリンは元々期待していなかったかのように一人で突入しますが、吸血鬼の中でもソリンは有名人。
「おい、あのソリンだぜ!」
「岩の中にいたやつw」「笑えますな!」
これにはソリンも顔真っ赤。私だったら憤死しています。
過去、牢獄に1000年くらい閉じ込めた弟子に恨まれ(当たり前だ)、石の中に埋められてしまったソリン。もしかして「石に埋まったソリン観覧ツアー」とかが吸血鬼の間で流行った時期があったのかもしれませんね。
それでもソリンは祖父を誘惑しようとするオリヴィアを止めようとしますが、過去にジェイス&タミヨウを圧倒したアヴァシンを圧倒した強大な闇の心を持つソリンでさえ、数人の衛兵に突進を止められてしまいます。
パワーバランスで言うと
ジェイス&タミヨウ < アヴァシン < ソリン < 数人の衛兵
ふしぎ!!!
強力な力を持ったオリヴィアの血を注がれたことで、ソリンのおじいちゃんことエドガー・マルコフは覚醒。完全にオリヴィアに魅了された状態で目覚めてしまいます。さらに、それを祝うかのように目覚めさせられたマルコフ家の一族すらも…!!
ソリン、絶体絶命!!!
親戚一同に見放され、どうなってしまうのか!!!!???
続く。
サイドストーリーは、久々にオドリックの登場。
オドリックは屈強な聖騎士のおじさんで、かつては天使や教団に従うことを正義としていましたが、前回のエルドラージ襲来で徐々に聖職者たちが正気を失っていく中でも、とにかく言われるがままに罪のない子供たちを殺したりしてしまったことに大きな罪悪感を感じ、打ちひしがれていました。
職を離れ、世界が危機に瀕する中でも、ただただ教会で祈りを捧げ食べ物も喉を通らない始末。そんな中、教会にある聖遺物を奪いに吸血鬼が襲来し、無力な信者たちも殺されてしまいます。こうなるとさすがにオドリックも戦わざるをえません。吸血鬼の軍勢の中には、かつては仲間だった聖騎士たちもおり、彼らは完全に絶望の中で操られていました。オドリックは抗いながら、自分の信念がなんだったのか、何のために戦うのかを思い出していきます。
やがて絶体絶命かと思われたそのとき、彼を慕う聖騎士サリアちゃんが駆け付けますが、吸血鬼に人質を取られまたもピンチに。そして、サリアちゃんをかばったオドリックは剣に貫かれ、吸血鬼たちに血を吸われ呪われてしまいます。
オドリック、死す…!?
あるいはオドリック、吸血鬼の傀儡に…!!??
深紅の契り収録カード《血に呪われた者、オドリック》を見た時点で「あー、これはやられちゃったかー」と思ったものですが、結末はぜひご自分で確かめて欲しいです。
今回はメイン/サイドストーリー2話をそれぞれ読みました。
メインストーリー第2話:社交儀礼の陰気な重み
https://mtg-jp.com/reading/ur/VOW/0035558/
サイドストーリー第2話:血の祝福
https://mtg-jp.com/reading/ur/VOW/0035566/
メインストーリーは、いよいよオリヴィアちゃんの結婚披露宴が開幕。一癖も二癖もある吸血鬼たちが一同に会します。そこに入ろうとするゲートウォッチ+ソリン一行ですが、着飾ってきたにも関わらず、招待状を持っているのがソリンのみだったため、ゲートウォッチは中に入れてもらえませんでした。ちょw
ソリンは元々期待していなかったかのように一人で突入しますが、吸血鬼の中でもソリンは有名人。
「おい、あのソリンだぜ!」
「岩の中にいたやつw」「笑えますな!」
これにはソリンも顔真っ赤。私だったら憤死しています。
過去、牢獄に1000年くらい閉じ込めた弟子に恨まれ(当たり前だ)、石の中に埋められてしまったソリン。もしかして「石に埋まったソリン観覧ツアー」とかが吸血鬼の間で流行った時期があったのかもしれませんね。
それでもソリンは祖父を誘惑しようとするオリヴィアを止めようとしますが、過去にジェイス&タミヨウを圧倒したアヴァシンを圧倒した強大な闇の心を持つソリンでさえ、数人の衛兵に突進を止められてしまいます。
パワーバランスで言うと
ジェイス&タミヨウ < アヴァシン < ソリン < 数人の衛兵
ふしぎ!!!
強力な力を持ったオリヴィアの血を注がれたことで、ソリンのおじいちゃんことエドガー・マルコフは覚醒。完全にオリヴィアに魅了された状態で目覚めてしまいます。さらに、それを祝うかのように目覚めさせられたマルコフ家の一族すらも…!!
ソリン、絶体絶命!!!
親戚一同に見放され、どうなってしまうのか!!!!???
続く。
サイドストーリーは、久々にオドリックの登場。
オドリックは屈強な聖騎士のおじさんで、かつては天使や教団に従うことを正義としていましたが、前回のエルドラージ襲来で徐々に聖職者たちが正気を失っていく中でも、とにかく言われるがままに罪のない子供たちを殺したりしてしまったことに大きな罪悪感を感じ、打ちひしがれていました。
職を離れ、世界が危機に瀕する中でも、ただただ教会で祈りを捧げ食べ物も喉を通らない始末。そんな中、教会にある聖遺物を奪いに吸血鬼が襲来し、無力な信者たちも殺されてしまいます。こうなるとさすがにオドリックも戦わざるをえません。吸血鬼の軍勢の中には、かつては仲間だった聖騎士たちもおり、彼らは完全に絶望の中で操られていました。オドリックは抗いながら、自分の信念がなんだったのか、何のために戦うのかを思い出していきます。
やがて絶体絶命かと思われたそのとき、彼を慕う聖騎士サリアちゃんが駆け付けますが、吸血鬼に人質を取られまたもピンチに。そして、サリアちゃんをかばったオドリックは剣に貫かれ、吸血鬼たちに血を吸われ呪われてしまいます。
オドリック、死す…!?
あるいはオドリック、吸血鬼の傀儡に…!!??
深紅の契り収録カード《血に呪われた者、オドリック》を見た時点で「あー、これはやられちゃったかー」と思ったものですが、結末はぜひご自分で確かめて欲しいです。
Magic Story イニストラード:深紅の契り 1話
2021年12月20日 Magic Storyこんにちは。
真夜中の狩りを読み終えたので、深紅の契りを読んでいきます。
メインストーリー第1話:徴税と招待状
https://mtg-jp.com/reading/ur/VOW/0035533/
サイドストーリー第1話:世界の端
https://mtg-jp.com/reading/ur/VOW/0035546/
真夜中の狩りのラストで、昼と夜の均衡を取り戻す儀式「収穫祭」が失敗し、イニストラードには永遠の夜が訪れてしまいました。ヤベエ。
ここぞとばかりに吸血鬼のオリヴィアちゃんは、支配下の人間たちに定期的な血の提供を強要したり、ソリン家のおじいちゃんを誘拐したりとめちゃくちゃし始め、前回ゲートウォッチに対して半ギレしていたソリンもさすがに激おこ。
永遠の夜が来て吸血鬼が好き放題すると、血の提供者である人間が滅ぶ⇒吸血鬼の食料がなくなって結局自分達吸血鬼が滅ぶって言ってんだろ!!!いい加減にしろ!!!!(ソリン談)
一方でゲートウォッチたちも希望を捨てず、なんとかする手段はないかとソリンに直談判しに行きます。
直前まで喧嘩していた彼らでしたが、さすがに利害の一致から今回ばかりは共闘する流れになりそうです。《勝負服纏い、チャンドラ》などを見るに、ゲートウォッチがオリヴィアちゃんの企画イベントに潜入するのはわかっていましたが、《絶対に笑ってはいけないソリン》はどんな活躍をするのでしょう。今後に期待ですね。
なんかソリンのおじいちゃんをオリヴィアちゃんが連れてった理由が結婚式?を上げるため?っぽいんですけど、その真意がまだよくわかりませんよね。
文中で触れていたマルコフ家×ヴォルダーレン家の融合によって最強の吸血鬼派閥を生み出すメーンってことそのままでおk?
サイドストーリーはなかなか癖のあるお話。
とある富豪?に呼び出された探偵は、最近町で暴れまわっている霊をなんとかして欲しいという依頼を受けます。彼を推薦した若い女性と共に捜査を開始するものの、いきなり件の霊に襲われてしまいます。命からがらたどり着いた宿で彼女と話をし、また怪我の具合を見に来た医者にも声をかけますが、ここに来て探偵は、今まで話していた人全員の様子がおかしかったことに気づいてしまいます。そして…!?
あまりスッキリする結末ではなかったのですが、「そう来たか」と思わされるサスペンス具合で終始ドキドキして読んでしまいました。これもまたイニストラードっぽいけど、どうなんだろうなあ。続きがあればちゃんと説明して欲しい感はありました。多分サイドストーリーは一話完結なので終わりなのだろうけど。
真夜中の狩りを読み終えたので、深紅の契りを読んでいきます。
メインストーリー第1話:徴税と招待状
https://mtg-jp.com/reading/ur/VOW/0035533/
サイドストーリー第1話:世界の端
https://mtg-jp.com/reading/ur/VOW/0035546/
真夜中の狩りのラストで、昼と夜の均衡を取り戻す儀式「収穫祭」が失敗し、イニストラードには永遠の夜が訪れてしまいました。ヤベエ。
ここぞとばかりに吸血鬼のオリヴィアちゃんは、支配下の人間たちに定期的な血の提供を強要したり、ソリン家のおじいちゃんを誘拐したりとめちゃくちゃし始め、前回ゲートウォッチに対して半ギレしていたソリンもさすがに激おこ。
永遠の夜が来て吸血鬼が好き放題すると、血の提供者である人間が滅ぶ⇒吸血鬼の食料がなくなって結局自分達吸血鬼が滅ぶって言ってんだろ!!!いい加減にしろ!!!!(ソリン談)
一方でゲートウォッチたちも希望を捨てず、なんとかする手段はないかとソリンに直談判しに行きます。
直前まで喧嘩していた彼らでしたが、さすがに利害の一致から今回ばかりは共闘する流れになりそうです。《勝負服纏い、チャンドラ》などを見るに、ゲートウォッチがオリヴィアちゃんの企画イベントに潜入するのはわかっていましたが、《絶対に笑ってはいけないソリン》はどんな活躍をするのでしょう。今後に期待ですね。
なんかソリンのおじいちゃんをオリヴィアちゃんが連れてった理由が結婚式?を上げるため?っぽいんですけど、その真意がまだよくわかりませんよね。
文中で触れていたマルコフ家×ヴォルダーレン家の融合によって最強の吸血鬼派閥を生み出すメーンってことそのままでおk?
サイドストーリーはなかなか癖のあるお話。
とある富豪?に呼び出された探偵は、最近町で暴れまわっている霊をなんとかして欲しいという依頼を受けます。彼を推薦した若い女性と共に捜査を開始するものの、いきなり件の霊に襲われてしまいます。命からがらたどり着いた宿で彼女と話をし、また怪我の具合を見に来た医者にも声をかけますが、ここに来て探偵は、今まで話していた人全員の様子がおかしかったことに気づいてしまいます。そして…!?
あまりスッキリする結末ではなかったのですが、「そう来たか」と思わされるサスペンス具合で終始ドキドキして読んでしまいました。これもまたイニストラードっぽいけど、どうなんだろうなあ。続きがあればちゃんと説明して欲しい感はありました。多分サイドストーリーは一話完結なので終わりなのだろうけど。
こんにちは。
イニストラード:真夜中の狩りの3話が面白かったので、4話、5話も一気読みしました。
メインストーリー第4話:収穫祭
https://mtg-jp.com/reading/ur/MID/0035447/
メインストーリー第5話:夜来たる
https://mtg-jp.com/reading/ur/MID/0035464/
サイドストーリー第4話:不死の舞踏
https://mtg-jp.com/reading/ur/MID/0035454/
サイドストーリー第5話:薄暮の再誕
https://mtg-jp.com/reading/ur/MID/0035472/
結構…重かったな!という話が多い印象でした。
特にメインストーリーの方では、月銀の鍵を手に入れいよいよ昼と夜の均衡を取り戻す儀式、収穫祭が始まる!というときに狼男の襲撃だの、オリヴィアちゃんの突撃だのが重なり、も~~~最悪!
人類、どうなっちゃうのー!?>_<
やっぱり陰鬱なイニストラードの世界観だけあり、かなりの死人が出たのがなんとも後味の悪い結果となりました。オリヴィアちゃんのせいで永遠の夜が訪れちゃったし…
だいたいトヴォラーおじさん(?)も結局ヒャッハー系?全然アーリンの話聞いてくれないしどこまでも本能を大切にするマン。おかげでアーリンもボロボロ。4話のラストなんかアーリンついに闇落ち…!?ってドキドキしましたもんね。
オリヴィアちゃんは、実は前回のイニストラードセット「異界月」あたりで私が吸血鬼デッキ(不意打ちのタイミングでマッドネスから「《ステンシア仮面舞踏会》!!!!開催!!!!!」と叫び叩きつけるデッキ)を使っていたこともあり、親近感を持っていたのですが、今回の行動を見てるとないですね。
まあ吸血鬼なんてそんなもんか…にしても身勝手過ぎる!
次の深紅の契りでは多分物語のキーマンでしょうから、どうなるのかかなり気にはなっています。
サイドストーリーはかなり面白かったです。
4話はイニストラード次元では有名なギサ&ゲラルフ姉弟の登場。
ギサめっちゃ弟好きやん!そしてゲラルフも死体オタクのデュフフ系な話し方に感じてしまいときめきました。表面上は喧嘩していても仲が良いのですね(もし本人たちにそう言ったらぶっ殺されそう)。
暗い世界の中にいてもともと狂気に染まっているのであんまり変わらない二人、謎の安心感がありました。
5話は意外な展開に。年老いた女性が主人公なのですが、自分を守るために死んだ家族をグール呼びのせいでゾンビにされた経験から、死者に安息を与えようと闇の儀式に手を出してしまいます。儀式は失敗かと思われましたが、彼女の前に召喚されたのはかなり意外な人物でした…!
ぶっちゃけこの話は泣けました。メインストーリーでも人類には絶望的な永遠の夜が訪れ、そうでなくとも大都市は滅びて死者の巣窟となり、ただ滅びていくだけの運命…そこに、とてもかすかですが希望の光が差し込むラストでした。
それぞれ以前からイニストラードのことを知っている人向けのストーリーだったかもしれません。初めての方には知らない単語ばかりかも知れませんが、結構胸熱展開なのでMTG Wikiなどで調べながらでも読んでみて欲しいです。
話としてはバッドエンドまっしぐらになってしまったイニストラード:真夜中の狩りのMagic Storyでしたが、次のセット深紅の契りに繋がっていきますので、次回からはそちらのストーリーを読んでいきたいと思います。
イニストラード:真夜中の狩りの3話が面白かったので、4話、5話も一気読みしました。
メインストーリー第4話:収穫祭
https://mtg-jp.com/reading/ur/MID/0035447/
メインストーリー第5話:夜来たる
https://mtg-jp.com/reading/ur/MID/0035464/
サイドストーリー第4話:不死の舞踏
https://mtg-jp.com/reading/ur/MID/0035454/
サイドストーリー第5話:薄暮の再誕
https://mtg-jp.com/reading/ur/MID/0035472/
結構…重かったな!という話が多い印象でした。
特にメインストーリーの方では、月銀の鍵を手に入れいよいよ昼と夜の均衡を取り戻す儀式、収穫祭が始まる!というときに狼男の襲撃だの、オリヴィアちゃんの突撃だのが重なり、も~~~最悪!
人類、どうなっちゃうのー!?>_<
やっぱり陰鬱なイニストラードの世界観だけあり、かなりの死人が出たのがなんとも後味の悪い結果となりました。オリヴィアちゃんのせいで永遠の夜が訪れちゃったし…
だいたいトヴォラーおじさん(?)も結局ヒャッハー系?全然アーリンの話聞いてくれないしどこまでも本能を大切にするマン。おかげでアーリンもボロボロ。4話のラストなんかアーリンついに闇落ち…!?ってドキドキしましたもんね。
オリヴィアちゃんは、実は前回のイニストラードセット「異界月」あたりで私が吸血鬼デッキ(不意打ちのタイミングでマッドネスから「《ステンシア仮面舞踏会》!!!!開催!!!!!」と叫び叩きつけるデッキ)を使っていたこともあり、親近感を持っていたのですが、今回の行動を見てるとないですね。
まあ吸血鬼なんてそんなもんか…にしても身勝手過ぎる!
次の深紅の契りでは多分物語のキーマンでしょうから、どうなるのかかなり気にはなっています。
サイドストーリーはかなり面白かったです。
4話はイニストラード次元では有名なギサ&ゲラルフ姉弟の登場。
ギサめっちゃ弟好きやん!そしてゲラルフも死体オタクのデュフフ系な話し方に感じてしまいときめきました。表面上は喧嘩していても仲が良いのですね(もし本人たちにそう言ったらぶっ殺されそう)。
暗い世界の中にいてもともと狂気に染まっているのであんまり変わらない二人、謎の安心感がありました。
5話は意外な展開に。年老いた女性が主人公なのですが、自分を守るために死んだ家族をグール呼びのせいでゾンビにされた経験から、死者に安息を与えようと闇の儀式に手を出してしまいます。儀式は失敗かと思われましたが、彼女の前に召喚されたのはかなり意外な人物でした…!
ぶっちゃけこの話は泣けました。メインストーリーでも人類には絶望的な永遠の夜が訪れ、そうでなくとも大都市は滅びて死者の巣窟となり、ただ滅びていくだけの運命…そこに、とてもかすかですが希望の光が差し込むラストでした。
それぞれ以前からイニストラードのことを知っている人向けのストーリーだったかもしれません。初めての方には知らない単語ばかりかも知れませんが、結構胸熱展開なのでMTG Wikiなどで調べながらでも読んでみて欲しいです。
話としてはバッドエンドまっしぐらになってしまったイニストラード:真夜中の狩りのMagic Storyでしたが、次のセット深紅の契りに繋がっていきますので、次回からはそちらのストーリーを読んでいきたいと思います。
こんにちは。
真夜中の狩り メイン・サイド3話をそれぞれ読みましたが…
今回の二つは飛びぬけて面白かった!
メインストーリー第3話:ベツォルド家の凋落
https://mtg-jp.com/reading/ur/MID/0035426/
サイドストーリー第3話:目が、全ての目が
https://mtg-jp.com/reading/ur/MID/0035435/
そして意味深な謎も残りました…
今回もあらすじと感想を書いていきます。
メインストーリー3話は、月銀の鍵を探すためにアーリンとゲートウォッチ、そして聖騎士たちがスレイベンを目指します。スレイベンはアヴァシン教会の大聖堂があり、イニストラード屈指の大都市でもありましたが、到着してみるとそこは荒れ果て、ゾンビの横行する廃墟となっていました。大患期(エムラクールの襲来)の後ではそれも無理もありませんが、これは結構ショックな光景でしたね。
ただ、今回良かったのはそういった絶望的な状況であっても、登場人物が軽口を飛ばしたり(本人たちはいたって真面目)、語り口が軽妙であったこと。これは書き手の文体が読みやすくユーモアにあふれていたからだと思いました。この人の書き方好きだな。
ゾンビ軍団を乗り越え、目的の人物から情報を聞き出し(ていうかゾンビが話すっていうのがかなり面白いシチュエーションでした)、次は彼の一族の生家へ。ここも祟られた幽霊屋敷でありながら、別に怖くもなく幽霊と普通に会話してたりとファンタジー感全開にいろいろ突っ込みどころが多すぎてワクワクしながら読んでしまいました。
そして最後に行きついたのがマルコフ家の居城。灯争大戦以来のソリンの登場でしたが、ナヒリに影響されたのかソリンも今回イライラしていますw
そして全然話が通じない中、助けに飛び込んできたのは---!?
ここはかなりエキサイティングだったのでぜひ読んで欲しいです。
今回は場面の転換が多く、またそれぞれの場所でも大きな動きがあるため、先に述べた読みやすい文体と相まってかなり面白く感じました。まるでRPGを見ているような展開で、冒険譚としても完成度が高いと思います。かなり物語の核心に迫る回でもあったために、結末に向けてどう動いていくのか期待が高まりますね。
そして問題のサイドストーリー3話。一言で言うとミステリー、ですかね。
星術士のヴァドリックは、とある農村で起きた殺人事件の調査のために呼ばれていきます。現地で出会ったのは、村の議会と一人の審問官。そして新たに起きる殺人、謎の儀式の痕跡…。
まあマジックザギャザリングの世界観なので例えば犯人がクリーチャーでしたって言われてもおかしくはないのですが、その中でこういった緊張感あふれる舞台というのがなかなか読み応えがありました。
それで、最後一応事件は解決し、ヴァドリックが村を去るところで物語が終わるのですが…
ヴァドリックは思うわけです。
解決までの道のりの中で起きた、不可解な現象を…。
そして最後のわらべ歌。
いや、
これが全然わからない!
どういうこと!?
アリオーサともう一人がいたということ?
それって一体誰なのか?
何の光だったのか???
誰か教えてくれーーー!!!!
真夜中の狩り メイン・サイド3話をそれぞれ読みましたが…
今回の二つは飛びぬけて面白かった!
メインストーリー第3話:ベツォルド家の凋落
https://mtg-jp.com/reading/ur/MID/0035426/
サイドストーリー第3話:目が、全ての目が
https://mtg-jp.com/reading/ur/MID/0035435/
そして意味深な謎も残りました…
今回もあらすじと感想を書いていきます。
メインストーリー3話は、月銀の鍵を探すためにアーリンとゲートウォッチ、そして聖騎士たちがスレイベンを目指します。スレイベンはアヴァシン教会の大聖堂があり、イニストラード屈指の大都市でもありましたが、到着してみるとそこは荒れ果て、ゾンビの横行する廃墟となっていました。大患期(エムラクールの襲来)の後ではそれも無理もありませんが、これは結構ショックな光景でしたね。
ただ、今回良かったのはそういった絶望的な状況であっても、登場人物が軽口を飛ばしたり(本人たちはいたって真面目)、語り口が軽妙であったこと。これは書き手の文体が読みやすくユーモアにあふれていたからだと思いました。この人の書き方好きだな。
ゾンビ軍団を乗り越え、目的の人物から情報を聞き出し(ていうかゾンビが話すっていうのがかなり面白いシチュエーションでした)、次は彼の一族の生家へ。ここも祟られた幽霊屋敷でありながら、別に怖くもなく幽霊と普通に会話してたりとファンタジー感全開にいろいろ突っ込みどころが多すぎてワクワクしながら読んでしまいました。
そして最後に行きついたのがマルコフ家の居城。灯争大戦以来のソリンの登場でしたが、ナヒリに影響されたのかソリンも今回イライラしていますw
そして全然話が通じない中、助けに飛び込んできたのは---!?
ここはかなりエキサイティングだったのでぜひ読んで欲しいです。
今回は場面の転換が多く、またそれぞれの場所でも大きな動きがあるため、先に述べた読みやすい文体と相まってかなり面白く感じました。まるでRPGを見ているような展開で、冒険譚としても完成度が高いと思います。かなり物語の核心に迫る回でもあったために、結末に向けてどう動いていくのか期待が高まりますね。
そして問題のサイドストーリー3話。一言で言うとミステリー、ですかね。
星術士のヴァドリックは、とある農村で起きた殺人事件の調査のために呼ばれていきます。現地で出会ったのは、村の議会と一人の審問官。そして新たに起きる殺人、謎の儀式の痕跡…。
まあマジックザギャザリングの世界観なので例えば犯人がクリーチャーでしたって言われてもおかしくはないのですが、その中でこういった緊張感あふれる舞台というのがなかなか読み応えがありました。
それで、最後一応事件は解決し、ヴァドリックが村を去るところで物語が終わるのですが…
ヴァドリックは思うわけです。
解決までの道のりの中で起きた、不可解な現象を…。
馬のひづめが敷石を叩く中、ヴァドリックはあの古い農家の、二つの寝台について考え続けた。あの寝台が今も整えられているというのは非常に奇妙だった。あの木立で枝指に合う前に、あの家の中に見えた緑色の光は。アリオーサが生き延びていたのは、無傷でいられたのは非常に奇妙だった。
そして最後のわらべ歌。
いや、
これが全然わからない!
どういうこと!?
アリオーサともう一人がいたということ?
それって一体誰なのか?
何の光だったのか???
誰か教えてくれーーー!!!!
Magic Story イニストラード:真夜中の狩り2話
2021年12月13日 Magic Storyこんにちは。
真夜中の狩り メイン・サブ2話をそれぞれ読みました。
メインストーリー第2話:狼の真意
https://mtg-jp.com/reading/ur/MID/0035409/
サイドストーリー第2話:姉と妹
https://mtg-jp.com/reading/ur/MID/0035415/
メインストーリーは魔女カティルダに出会ったアーリンの続き。
昼と夜の均衡を取り戻すというカディルダの儀式の提案ですが、それをすぐに了承してよいものか逡巡していたアーリンのもとに、狼男の咆哮が届きます。
それは、彼女がかつて狼男(女?)としての狩りの仕方、生き方を学んだトヴォラーのものだとすぐにわかりました。
カティルダのことはひとまずとして、アーリンが森の奥深くに駆けると、トヴォラーのもとには多くの狼男たちが集結していました。夜が長くなっていくこれからは、狼男として生きる我々の領域だとトヴォラーは主張し、アーリンの狼たちもトヴォラーについて行ってしまいます。
人ととしての生き方、人々の暮らしを捨てきれないアーリンは、この出来事を機にラヴニカにプレインズウォークし、ゲートウォッチに助けを求めました。そして彼らの協力を取り付けたアーリンの心に、もう迷いはありません。
ゲートウォッチたちとともにカティルダの元に戻ったアーリンは、魔女の提案を受け入れ儀式の手助けをすることになるのでした。
サイドストーリー2話はそれを受けて、人々がカティルダ(セレスタス)の元に集まり始めます。アーリンたちは出てきませんが、儀式のために集まった人々の中のある姉妹が主人公。
人々の中でも、実際にカティルダのことを信用していいのかどうかという疑問が渦巻いていますが、行方不明になる一家や、拾った仮面をつけたことで狂気に染まっていく妹など、なんともホラーな展開になっていきます。果たして儀式は無事に執り行うことが出来るのでしょうか。
メインストーリーはアーリンの過去と現在を行き来しながら進んでいきますが、よく知らない狼男の性質とも相まってちょっと文脈が読みづらいのが気になりました。ただ、人々が夜を恐れるのに対して夜を受け入れる狼男という存在もいて、その間で葛藤するアーリンの心情はなかなか訴えかけてくるものがありました。そういう中でゲートウォッチは久々の登場となりましたが、彼らがどうかかわってくるのでしょうか。また、今回はジェイスが不在という珍しい事態となりましたが、そういえばあいつゼンディカーでひと悶着起こしてたわ…。それだけに、テフェリー、ケイヤ、チャンドラという比較的精神的に安定した人選なので、面白くなりそうです。
サイドストーリーはイニストラードのゴシックホラー感をうまく表現している話で続々しましたね。今回の儀式を人々がどう受け止めているのか、また物語の中心人物であるカティルダの側面も垣間見え、面白かったと思います。
今のところ深紅の契りにどうつながっていくのか全くわかりませんが、ここからの吸血鬼側の動向に期待したいと思います。
真夜中の狩り メイン・サブ2話をそれぞれ読みました。
メインストーリー第2話:狼の真意
https://mtg-jp.com/reading/ur/MID/0035409/
サイドストーリー第2話:姉と妹
https://mtg-jp.com/reading/ur/MID/0035415/
メインストーリーは魔女カティルダに出会ったアーリンの続き。
昼と夜の均衡を取り戻すというカディルダの儀式の提案ですが、それをすぐに了承してよいものか逡巡していたアーリンのもとに、狼男の咆哮が届きます。
それは、彼女がかつて狼男(女?)としての狩りの仕方、生き方を学んだトヴォラーのものだとすぐにわかりました。
カティルダのことはひとまずとして、アーリンが森の奥深くに駆けると、トヴォラーのもとには多くの狼男たちが集結していました。夜が長くなっていくこれからは、狼男として生きる我々の領域だとトヴォラーは主張し、アーリンの狼たちもトヴォラーについて行ってしまいます。
人ととしての生き方、人々の暮らしを捨てきれないアーリンは、この出来事を機にラヴニカにプレインズウォークし、ゲートウォッチに助けを求めました。そして彼らの協力を取り付けたアーリンの心に、もう迷いはありません。
ゲートウォッチたちとともにカティルダの元に戻ったアーリンは、魔女の提案を受け入れ儀式の手助けをすることになるのでした。
サイドストーリー2話はそれを受けて、人々がカティルダ(セレスタス)の元に集まり始めます。アーリンたちは出てきませんが、儀式のために集まった人々の中のある姉妹が主人公。
人々の中でも、実際にカティルダのことを信用していいのかどうかという疑問が渦巻いていますが、行方不明になる一家や、拾った仮面をつけたことで狂気に染まっていく妹など、なんともホラーな展開になっていきます。果たして儀式は無事に執り行うことが出来るのでしょうか。
メインストーリーはアーリンの過去と現在を行き来しながら進んでいきますが、よく知らない狼男の性質とも相まってちょっと文脈が読みづらいのが気になりました。ただ、人々が夜を恐れるのに対して夜を受け入れる狼男という存在もいて、その間で葛藤するアーリンの心情はなかなか訴えかけてくるものがありました。そういう中でゲートウォッチは久々の登場となりましたが、彼らがどうかかわってくるのでしょうか。また、今回はジェイスが不在という珍しい事態となりましたが、そういえばあいつゼンディカーでひと悶着起こしてたわ…。それだけに、テフェリー、ケイヤ、チャンドラという比較的精神的に安定した人選なので、面白くなりそうです。
サイドストーリーはイニストラードのゴシックホラー感をうまく表現している話で続々しましたね。今回の儀式を人々がどう受け止めているのか、また物語の中心人物であるカティルダの側面も垣間見え、面白かったと思います。
今のところ深紅の契りにどうつながっていくのか全くわかりませんが、ここからの吸血鬼側の動向に期待したいと思います。
Magic Story イニストラード:真夜中の狩り1話
2021年12月9日 Magic Storyこんにちは。
しばらくご無沙汰していたことで読んでいなかったMagic Storyをまた読んでいこうと思います。
前回ストリクスヘイヴンの終了まで見届けましたので、まずは真夜中の狩りから。今回もメインストーリー5話、サイドストーリー5話となっています。
メインストーリー第1話:森の魔女
https://mtg-jp.com/reading/ur/MID/0035379/
サイドストーリー第1話:もつれたもの
https://mtg-jp.com/reading/ur/MID/0035386/
イニストラード次元は前回シリーズではエムラクールの侵攻を受け、多くの生物がエルドラージに変質し人間たちを襲ったほか、天使を含めた者たちも狂気に陥り、大変な事態になりました。ゲートウォッチたちの活躍でそれもなんとか乗り切ったのですが、一連の事件で次元の守護天使アヴァシンを失ったほか、生き残った人間たちも大きく疲弊してしまいました。これを「大患期」と呼び、あれからいくらかの時が流れたようです。
メインストーリー第一話では、吸血鬼と狼男の暗躍と昼と夜の均衡の乱れが新たな問題としてアーリン・コードの目の前にあります。後者に関しては読んでいる側としては多分エムラクールを封印した月の影響やろうなあとは思うのですが、確信は得られず。
あるときアーリンは知らぬ間に魔女に導かれ、気が付くと古代の装置「セレスタス」の真下で魔女と対面することになりました。魔女はセレスタスを起動する儀式を行うことによって、昼と夜の均衡を取り戻すことを伝えてきます。何やらキナ臭いと思いながらも、実際に長くなってくる夜が人々を不安にさせているのも事実。一体これからどうなってしまうのでしょうか。
サイドストーリーでは、この次元を初訪問したテフェリーが、ドライアドと共に生きるPWレンと出会います。モダンで大暴れしている《レンと六番》ですが、ストーリーに絡んでくるのはこれが初めてなので、大変興味深い話です。
実はこちらのストーリーは、読む前にYoutubeのMTGガバガバストーリー解説でお馴染み、coyo MTGチャンネルさんで読み上げ動画を作成してくれていたのでこちらを見ていました。
#MTGガバガバストーリー解説
【MTG】レンと六番(七番)&テフェリーの背景ストーリー
https://www.youtube.com/watch?v=L1k65fd4zt8
レン自身が特殊な生き方をしているために、面白い話となっていました。読むのが億劫な方はこちらの動画もオススメです。
Twitterなどでもストーリーまとめ画像を上げていてくれる方もいて、そういうのをチラ見していたのでなんとなく大まかなストーリーはわかっているのですが、実際読んでみるとまたワクワク感がありますね。
個人的にテフェリーは素敵おじではあるんですけどカードには辛酸舐めさせられているので、あまり出しゃばらなくていいと思ってるんですがどうなるんでしょうか笑
またドミナリア再訪のときに活躍してくれればそれでいいー!
しばらくご無沙汰していたことで読んでいなかったMagic Storyをまた読んでいこうと思います。
前回ストリクスヘイヴンの終了まで見届けましたので、まずは真夜中の狩りから。今回もメインストーリー5話、サイドストーリー5話となっています。
メインストーリー第1話:森の魔女
https://mtg-jp.com/reading/ur/MID/0035379/
サイドストーリー第1話:もつれたもの
https://mtg-jp.com/reading/ur/MID/0035386/
イニストラード次元は前回シリーズではエムラクールの侵攻を受け、多くの生物がエルドラージに変質し人間たちを襲ったほか、天使を含めた者たちも狂気に陥り、大変な事態になりました。ゲートウォッチたちの活躍でそれもなんとか乗り切ったのですが、一連の事件で次元の守護天使アヴァシンを失ったほか、生き残った人間たちも大きく疲弊してしまいました。これを「大患期」と呼び、あれからいくらかの時が流れたようです。
メインストーリー第一話では、吸血鬼と狼男の暗躍と昼と夜の均衡の乱れが新たな問題としてアーリン・コードの目の前にあります。後者に関しては読んでいる側としては多分エムラクールを封印した月の影響やろうなあとは思うのですが、確信は得られず。
あるときアーリンは知らぬ間に魔女に導かれ、気が付くと古代の装置「セレスタス」の真下で魔女と対面することになりました。魔女はセレスタスを起動する儀式を行うことによって、昼と夜の均衡を取り戻すことを伝えてきます。何やらキナ臭いと思いながらも、実際に長くなってくる夜が人々を不安にさせているのも事実。一体これからどうなってしまうのでしょうか。
サイドストーリーでは、この次元を初訪問したテフェリーが、ドライアドと共に生きるPWレンと出会います。モダンで大暴れしている《レンと六番》ですが、ストーリーに絡んでくるのはこれが初めてなので、大変興味深い話です。
実はこちらのストーリーは、読む前にYoutubeのMTGガバガバストーリー解説でお馴染み、coyo MTGチャンネルさんで読み上げ動画を作成してくれていたのでこちらを見ていました。
#MTGガバガバストーリー解説
【MTG】レンと六番(七番)&テフェリーの背景ストーリー
https://www.youtube.com/watch?v=L1k65fd4zt8
レン自身が特殊な生き方をしているために、面白い話となっていました。読むのが億劫な方はこちらの動画もオススメです。
Twitterなどでもストーリーまとめ画像を上げていてくれる方もいて、そういうのをチラ見していたのでなんとなく大まかなストーリーはわかっているのですが、実際読んでみるとまたワクワク感がありますね。
個人的にテフェリーは素敵おじではあるんですけどカードには辛酸舐めさせられているので、あまり出しゃばらなくていいと思ってるんですがどうなるんでしょうか笑
またドミナリア再訪のときに活躍してくれればそれでいいー!
こんにちは。
何日か前にサイドストーリー5話を読みましたがここを更新していませんでした。
EPISODE 10
サイドストーリー第5話:音なき声が呼んでいる
https://mtg-jp.com/reading/ur/STX/0035019/
今回はシルバークイルのキリアン君が主人公。
彼は既にサイドストーリー2話で登場しており、学長の息子ということで重圧を感じつつも、期待に応えようと影では努力している好青年であることがわかっていました。
ただ、今回もそのような主人公然とした立場であるものの、「これでいいのか…?」と思ってしまったのは彼の使う呪文。
シルバークイルの術は言葉の魔法。
彼の戦い方は、言ってしまえば「罵倒」。
相手を罵って出た言葉によって相手を物理的に威圧したり、精神的に支配したりします。それで言うと教授を相手に善戦するものの、とてもとても主人公とは言えないような言葉の羅列…。(しかも毎回同じような罵り方で割と語彙が貧弱に感じてしまったのは気のせいかw)
しかし、それもまた最後まで読むと伏線のようにも思えてきます。
彼の戦いぶりを評価する同級生と、教授である父親からの目線。キリアンは誇り高く、何度も保健室を訪れたという情けなさよりは生徒のたまり場である酒場へと向かいます。
そこで他校の生徒から難癖をつけられやむを得ず戦うものの、そこで見出したのは彼をまさに主人公へとのし上げるような出来事でした。
それを見ていた同級生が近寄ってきて彼にかけた言葉とは…?
サイドストーリーの最終話にふさわしく、最後の盛り上がりは素晴らしいものでした!私のお気に入りのロクソドン、クイントリウス君も登場し、貴重な助言をもたらしていたのが嬉しかったです。
何より、キリアン君の相棒である墨獣、ドーコーの活躍もすごかったですね!
あの〇〇で次々に魔法を〇〇していく場面はもう〇〇で〇〇(ネタバレ回避)。
あんまりストーリーを読まない人も、このサイドストーリー5話とクイントリウス君の活躍回3話は読んで欲しいなー!と思いました。
今回の次元は、私的にはメインストーリーよりはサイドストーリーの方が興奮しました。メインだけ読んでいるとエクスタスが若干小物感がありますが、サイドストーリーを読んでいると強大な圧力がひしひし伝わってくるので、また再訪することがあればひょっこり出てきて欲しいです。
何日か前にサイドストーリー5話を読みましたがここを更新していませんでした。
EPISODE 10
サイドストーリー第5話:音なき声が呼んでいる
https://mtg-jp.com/reading/ur/STX/0035019/
今回はシルバークイルのキリアン君が主人公。
彼は既にサイドストーリー2話で登場しており、学長の息子ということで重圧を感じつつも、期待に応えようと影では努力している好青年であることがわかっていました。
ただ、今回もそのような主人公然とした立場であるものの、「これでいいのか…?」と思ってしまったのは彼の使う呪文。
シルバークイルの術は言葉の魔法。
彼の戦い方は、言ってしまえば「罵倒」。
相手を罵って出た言葉によって相手を物理的に威圧したり、精神的に支配したりします。それで言うと教授を相手に善戦するものの、とてもとても主人公とは言えないような言葉の羅列…。(しかも毎回同じような罵り方で割と語彙が貧弱に感じてしまったのは気のせいかw)
しかし、それもまた最後まで読むと伏線のようにも思えてきます。
彼の戦いぶりを評価する同級生と、教授である父親からの目線。キリアンは誇り高く、何度も保健室を訪れたという情けなさよりは生徒のたまり場である酒場へと向かいます。
そこで他校の生徒から難癖をつけられやむを得ず戦うものの、そこで見出したのは彼をまさに主人公へとのし上げるような出来事でした。
それを見ていた同級生が近寄ってきて彼にかけた言葉とは…?
サイドストーリーの最終話にふさわしく、最後の盛り上がりは素晴らしいものでした!私のお気に入りのロクソドン、クイントリウス君も登場し、貴重な助言をもたらしていたのが嬉しかったです。
何より、キリアン君の相棒である墨獣、ドーコーの活躍もすごかったですね!
あの〇〇で次々に魔法を〇〇していく場面はもう〇〇で〇〇(ネタバレ回避)。
あんまりストーリーを読まない人も、このサイドストーリー5話とクイントリウス君の活躍回3話は読んで欲しいなー!と思いました。
今回の次元は、私的にはメインストーリーよりはサイドストーリーの方が興奮しました。メインだけ読んでいるとエクスタスが若干小物感がありますが、サイドストーリーを読んでいると強大な圧力がひしひし伝わってくるので、また再訪することがあればひょっこり出てきて欲しいです。
ストリクスヘイヴン サイドストーリー2・3・4話
2021年4月27日 Magic Story
こんにちは。
メインストーリーも読み終わったので、サイドストーリーを読みました。
EPISODE 05
サイドストーリー第2話:束縛の鎖
https://mtg-jp.com/reading/ur/STX/0034968/
EPISODE 07
サイドストーリー第3話:指導教官
https://mtg-jp.com/reading/ur/STX/0034991/
EPISODE 09
サイドストーリー第4話:青緑のリボン
https://mtg-jp.com/reading/ur/STX/0035007/
ぶっちゃけかなり面白かったですね!
●サイドストーリー2話
ウィザーブルームのドライアド、ダイナとシルバークイルの優等生キリアンの物語。異なる大学の生徒同士が協力して物事に取り組むという流れがなんとも秀逸。キリアンくんは学部長の息子というプレッシャーがかかりながらも、なんとか期待に応えようと頑張る健気さが非常に好印象。そして事件の後の学部長のセリフも、ストリクスヘイヴンの懐の広さを見せていてかなりいい感じでした。
最後のシーンも「そういうことか!」という驚きがありました。
●サイドストーリー3話
ロアホールドのロクソドン、クイントリウスが主人公。指導教官が彫像に宿る歴史的偉人本人のスピリットという、なんとも奇怪で面白い設定です。
期待していたより変わり者だった指導教官でしたが、彼がクイントの遺跡調査のアルバイトに興味を持ったことから、とんでもない事態になっていきます。
この話は非常に興奮しました!一介の生徒が、”本当の歴史的偉人”に教わりながら物語を進んでいくのです!登場するキャラクターを見直したり、歴史的瞬間に立ち会う場面があったりと、戦闘の派手さはないものの短編小説としてすごく好きな仕上がりでした。余談ですが指導教官の口調が煉獄さんっぽくてほんわかしました。
●サイドストーリー4話
クアンドリクスの神童、ジモーンの物語。
行方知れずの祖母から届く謎の手紙とその過去、暗躍するオリークの影…
全体にミステリアスさが描かれており、非常に緊張感のある話でした。
一体祖母に何が起こったのか…その謎を追いかけていく彼女の筋道が非常にドキドキものでした。これもストリクスヘイヴンだからこそ出来た物語でよかったですね!
最近はサイドストーリーで世界観の設定を、メインストーリーで主要人物の活躍を描いたりしますが、ストリクスヘイヴンではダントツでサイドストーリー3話が好きかな!
たぶんあとサイドストーリー5話があると思うので、そちらも楽しみです。
メインストーリーも読み終わったので、サイドストーリーを読みました。
EPISODE 05
サイドストーリー第2話:束縛の鎖
https://mtg-jp.com/reading/ur/STX/0034968/
EPISODE 07
サイドストーリー第3話:指導教官
https://mtg-jp.com/reading/ur/STX/0034991/
EPISODE 09
サイドストーリー第4話:青緑のリボン
https://mtg-jp.com/reading/ur/STX/0035007/
ぶっちゃけかなり面白かったですね!
●サイドストーリー2話
ウィザーブルームのドライアド、ダイナとシルバークイルの優等生キリアンの物語。異なる大学の生徒同士が協力して物事に取り組むという流れがなんとも秀逸。キリアンくんは学部長の息子というプレッシャーがかかりながらも、なんとか期待に応えようと頑張る健気さが非常に好印象。そして事件の後の学部長のセリフも、ストリクスヘイヴンの懐の広さを見せていてかなりいい感じでした。
最後のシーンも「そういうことか!」という驚きがありました。
●サイドストーリー3話
ロアホールドのロクソドン、クイントリウスが主人公。指導教官が彫像に宿る歴史的偉人本人のスピリットという、なんとも奇怪で面白い設定です。
期待していたより変わり者だった指導教官でしたが、彼がクイントの遺跡調査のアルバイトに興味を持ったことから、とんでもない事態になっていきます。
この話は非常に興奮しました!一介の生徒が、”本当の歴史的偉人”に教わりながら物語を進んでいくのです!登場するキャラクターを見直したり、歴史的瞬間に立ち会う場面があったりと、戦闘の派手さはないものの短編小説としてすごく好きな仕上がりでした。余談ですが指導教官の口調が煉獄さんっぽくてほんわかしました。
●サイドストーリー4話
クアンドリクスの神童、ジモーンの物語。
行方知れずの祖母から届く謎の手紙とその過去、暗躍するオリークの影…
全体にミステリアスさが描かれており、非常に緊張感のある話でした。
一体祖母に何が起こったのか…その謎を追いかけていく彼女の筋道が非常にドキドキものでした。これもストリクスヘイヴンだからこそ出来た物語でよかったですね!
最近はサイドストーリーで世界観の設定を、メインストーリーで主要人物の活躍を描いたりしますが、ストリクスヘイヴンではダントツでサイドストーリー3話が好きかな!
たぶんあとサイドストーリー5話があると思うので、そちらも楽しみです。
ストリクスヘイヴン・ストーリー4話・5話(メイン完結)
2021年4月27日 Magic Story コメント (4)こんにちは。
前回から時間があいてしまいましたが、メインストーリー4話、5話を読みました。
EPISODE 06
メインストーリー第4話:試験開始
https://mtg-jp.com/reading/ur/STX/0034981/
EPISODE 08
メインストーリー第5話:最終試験
https://mtg-jp.com/reading/ur/STX/0035000/
あのー…
ルーカの手助けがなければ
ここまで大規模な襲撃は
オリークには出来なかったんじゃないか…
マジで…
まあルーカについては何もいいますまい。
だってなんかいい感じに場がカオスになってきたら
「ここはもう俺の戦場じゃない」
とか言って消えてくし…
もう…
もぉ~~~!!!!!
なんなんだよアイツ~~~!!!!!ヽ(`Д´)ノ
閑話休題。
全体的に、ストリクスヘイヴンの学生として潜入(?)したウィルとローアン、そこで出会ったオニキス教授が野望を抱くエクスタスとの対決をするという感じに無難にまとまった印象。
個人的には、やっぱりメインストーリー5話は短すぎて駆け足感は否めませんでした。
多分ハ〇ー・〇ッターをイメージした世界観だったのでしょうが、もっと学校の七不思議感とかを出しても良かったなあと思いました。その辺はサイドストーリーに任せているのだと思いますが。
どうしてもメインはお話を進めようとしてしまいます、特に今回はイライラしている兄妹の衝突シーンも多く、そこはあんまり見たくなかったのでその分学校の描写を頑張って欲しかったなというのが感想。
唯一オニキス教授が学生の頃発見した隠し通路、というのがムネキュンしました。
結局エクスタスもどんな憎しみがあったのかとか、復活させたアレなんだったのとか、交錯って何よとか…もっと掘り下げて欲しかったなあ!
結末の方の感想はネタバレなので秘密日記にちょい書いておきます。
☆ ☆ ☆
プライベートな話。
最近いろいろ忙しくしています。
ストリクスヘイヴン発売でアリーナでドラフトを頑張ろうと思った矢先、仕事で残業が続いたり、最近顔を出している地域活動でまったく時間が取れなかったりと…
都市部では3度目の緊急事態宣言も出てしまいましたが、仲間内でもリアルで遊べていないので、そろそろ痺れを切らして集まっちゃおうかなとも思っています(集まってもひたすらカードをするだけでお酒など入らないチームなので…)。
ゴールデンウィークもどうなることやら。
あとぶどう弾が当たりませんが、日本画ミスティカルアーカイブは実際手にしてみると非常にいいですね!かなり新鮮な気持ちが味わえるのと、マジックザギャザリングの元々絵札遊びみたいな本質を思い出せるので楽しいです。
前回から時間があいてしまいましたが、メインストーリー4話、5話を読みました。
EPISODE 06
メインストーリー第4話:試験開始
https://mtg-jp.com/reading/ur/STX/0034981/
EPISODE 08
メインストーリー第5話:最終試験
https://mtg-jp.com/reading/ur/STX/0035000/
あのー…
ルーカの手助けがなければ
ここまで大規模な襲撃は
オリークには出来なかったんじゃないか…
マジで…
まあルーカについては何もいいますまい。
だってなんかいい感じに場がカオスになってきたら
「ここはもう俺の戦場じゃない」
とか言って消えてくし…
もう…
もぉ~~~!!!!!
なんなんだよアイツ~~~!!!!!ヽ(`Д´)ノ
閑話休題。
全体的に、ストリクスヘイヴンの学生として潜入(?)したウィルとローアン、そこで出会ったオニキス教授が野望を抱くエクスタスとの対決をするという感じに無難にまとまった印象。
個人的には、やっぱりメインストーリー5話は短すぎて駆け足感は否めませんでした。
多分ハ〇ー・〇ッターをイメージした世界観だったのでしょうが、もっと学校の七不思議感とかを出しても良かったなあと思いました。その辺はサイドストーリーに任せているのだと思いますが。
どうしてもメインはお話を進めようとしてしまいます、特に今回はイライラしている兄妹の衝突シーンも多く、そこはあんまり見たくなかったのでその分学校の描写を頑張って欲しかったなというのが感想。
唯一オニキス教授が学生の頃発見した隠し通路、というのがムネキュンしました。
結局エクスタスもどんな憎しみがあったのかとか、復活させたアレなんだったのとか、交錯って何よとか…もっと掘り下げて欲しかったなあ!
結末の方の感想はネタバレなので秘密日記にちょい書いておきます。
☆ ☆ ☆
プライベートな話。
最近いろいろ忙しくしています。
ストリクスヘイヴン発売でアリーナでドラフトを頑張ろうと思った矢先、仕事で残業が続いたり、最近顔を出している地域活動でまったく時間が取れなかったりと…
都市部では3度目の緊急事態宣言も出てしまいましたが、仲間内でもリアルで遊べていないので、そろそろ痺れを切らして集まっちゃおうかなとも思っています(集まってもひたすらカードをするだけでお酒など入らないチームなので…)。
ゴールデンウィークもどうなることやら。
あとぶどう弾が当たりませんが、日本画ミスティカルアーカイブは実際手にしてみると非常にいいですね!かなり新鮮な気持ちが味わえるのと、マジックザギャザリングの元々絵札遊びみたいな本質を思い出せるので楽しいです。
ストリクスヘイヴン三話:ルーカ…お前さあ…(半ギレ)
2021年4月13日 Magic Story コメント (6)こんにちは。
ストリクスヘイヴンの三話を読みました。
EPISODE 04
メインストーリー第3話:課外授業
https://mtg-jp.com/reading/ur/STX/0034954/
今回、前半のメインはケンリスの双子。
ウィルはせっかく学都に来たので、真面目に勉強すべきだと思っていますが、一方でローアンは友達と連れ添って出かけてばかりで、別の意味でキャンパスライフを満喫しています。
そんなウィルはローアンにももっと勉学に打ち込んで欲しいようですが、ローアンはそれを邪険に思います。この2人の考え方の違いが、双子の間に亀裂を生じさせていきます。
ついには、人前で喧嘩騒ぎを起こす二人。
オニキス教授に目をつけられ、怒られるかと思いきや、教授が口にしたのはオリークの存在への危機感でした。
これを境にウィルはさらに魔法の研究を進めますが、自由奔放に遊びまわっているように見えたローアンは、実はここに来て変化の兆しを見せていた自分の能力をうまく扱えるように特訓していたのでした。
それぞれのスタンスで成長しようとしているものの、ウィルはローアンに自分のやり方を押し付けてしまうし、ローアンはローアンでそれに対して喧嘩腰になってしまい、あまつさえ稲妻を浴びせてしまう始末。果たしてどうなってしまうのか。
なかなかすれ違っていますねー!
思春期的な若さにも取れますが、まったくプレインズウォーカーというのは他人とぶつからないと成長出来ないのかというか、これ本当にジェイスとチャンドラの喧嘩そのまんまなんだよな。ともあれ、双子には血のつながりがありジェイス達とは違うのだから、お互いを認めて別の道を探してほしいですよね。このあと待ち構えるだろう大事件を無事に乗り越えてほしいものです。
ところ変わってルーカとカズミナの激突。
だいたい予想してたとおり、ルーカはオリークのエクスタスに力を貸す形で世界をめちゃくちゃにしようとしていました。
あのさあ…
-----------------------------以下愚痴-------------------------------
ルーカって本当に成長なくない?????
お前イコリアの事件で何を学んだんだよ!!!!!(半ギレ)
エクスタスに「あいつら気に入らないんだよ!お前もそう思うだろ!?」って言われて「なんかそんな気がしてきたから世界をめちゃくちゃにする!俺は別に操られているわけではないからな!!」だもんなー。
完全にいいように利用されてますけどあんたには主体性ってもんがないのかよ!
アンタって人は!!!
なんかさー、また事件が終わったあとに「そんなつもりはなかったんだ…俺はただ…」とか言ってプレインズウォークで逃げそうだしまたどこかで「気に食わないからめちゃくちゃにする!」って言って事件起こしそう。ケイヤ姐さんあたりからPWのなんたるかを説教された上でビンタ喰らってほしい。
同じ脳筋でもガラクの方がまだ自然への美学とかある分良さそう。
ルーカは信念とかないんだもんね。(怒り)
その代わりプライドだけはあるけどね。(皮肉)
仕方ないね。(諦め)
ストリクスヘイヴンの三話を読みました。
EPISODE 04
メインストーリー第3話:課外授業
https://mtg-jp.com/reading/ur/STX/0034954/
今回、前半のメインはケンリスの双子。
ウィルはせっかく学都に来たので、真面目に勉強すべきだと思っていますが、一方でローアンは友達と連れ添って出かけてばかりで、別の意味でキャンパスライフを満喫しています。
そんなウィルはローアンにももっと勉学に打ち込んで欲しいようですが、ローアンはそれを邪険に思います。この2人の考え方の違いが、双子の間に亀裂を生じさせていきます。
ついには、人前で喧嘩騒ぎを起こす二人。
オニキス教授に目をつけられ、怒られるかと思いきや、教授が口にしたのはオリークの存在への危機感でした。
これを境にウィルはさらに魔法の研究を進めますが、自由奔放に遊びまわっているように見えたローアンは、実はここに来て変化の兆しを見せていた自分の能力をうまく扱えるように特訓していたのでした。
それぞれのスタンスで成長しようとしているものの、ウィルはローアンに自分のやり方を押し付けてしまうし、ローアンはローアンでそれに対して喧嘩腰になってしまい、あまつさえ稲妻を浴びせてしまう始末。果たしてどうなってしまうのか。
なかなかすれ違っていますねー!
思春期的な若さにも取れますが、まったくプレインズウォーカーというのは他人とぶつからないと成長出来ないのかというか、これ本当にジェイスとチャンドラの喧嘩そのまんまなんだよな。ともあれ、双子には血のつながりがありジェイス達とは違うのだから、お互いを認めて別の道を探してほしいですよね。このあと待ち構えるだろう大事件を無事に乗り越えてほしいものです。
ところ変わってルーカとカズミナの激突。
だいたい予想してたとおり、ルーカはオリークのエクスタスに力を貸す形で世界をめちゃくちゃにしようとしていました。
あのさあ…
-----------------------------以下愚痴-------------------------------
ルーカって本当に成長なくない?????
お前イコリアの事件で何を学んだんだよ!!!!!(半ギレ)
エクスタスに「あいつら気に入らないんだよ!お前もそう思うだろ!?」って言われて「なんかそんな気がしてきたから世界をめちゃくちゃにする!俺は別に操られているわけではないからな!!」だもんなー。
完全にいいように利用されてますけどあんたには主体性ってもんがないのかよ!
アンタって人は!!!
なんかさー、また事件が終わったあとに「そんなつもりはなかったんだ…俺はただ…」とか言ってプレインズウォークで逃げそうだしまたどこかで「気に食わないからめちゃくちゃにする!」って言って事件起こしそう。ケイヤ姐さんあたりからPWのなんたるかを説教された上でビンタ喰らってほしい。
同じ脳筋でもガラクの方がまだ自然への美学とかある分良さそう。
ルーカは信念とかないんだもんね。(怒り)
その代わりプライドだけはあるけどね。(皮肉)
仕方ないね。(諦め)
ストリクスヘイヴン第二話
2021年4月13日 Magic Story
こんにちは。
ストリクスヘイヴンのメインストーリー第二話を読みました。
EPISODE 03
メインストーリー第2話:それぞれの教訓
https://mtg-jp.com/reading/ur/STX/0034938/
これまではメイン1話の次にサイド1話という形で進行していましたが、
今回はメイン2話⇒メイン3話⇒サイド2話と変則的なのですね。
とりあえず数が増えても良くないので、メイン基準で読んでいくことにします。
さて、メインストーリー第二話です。
リリアナがストリクスヘイヴン大学のある次元、アルケヴィオスに来た(昔生徒だったみたいなので正しくは戻ってきた?)目的がハッキリしました。
今まで屍術で散々死者を使役してきたリリアナが、自分の呪いを引き受けて死んだギデオンを蘇らせる方法を探しているというのが、なんとも皮肉な運命ですね…。
以前、ゲートウォッチの面々をゾンビとして使役してるリリアナの図がありましたがw
さすがにリリアナもそのあたりは人間味というか、倫理観はあるのですね。
もっとも、ギデオンは身体も残さず消えてしまったので、なんとも難しい話ではあるとは思いますが…そこは剣と魔法の世界マジックザギャザリング。
これからも我々の予想を超える展開を期待しています。
話は逸れましたが、そうしたリリアナの目的と、ルーカがどのようにこの次元に来たのか。そして、「オリーク」と呼ばれる謎の集団?のエクスタスという謎の人物。オリークって何?と思いますが、どうもこの世界では疎まれている集団、ストリクスヘイヴン大学で思うように評価を受けなかった(が素質としてはストリクスヘイヴンに入れる時点で充分ある)者たちを引き込んで悪だくみをしている、迷惑な人たちらしいです。ルーカいわく「戦意も作戦もない、ただの怯えた仮装集団」とはなかなか辛辣な評価。
さらに、「龍護り」と呼ばれるエリート魔道士。このあたりもまだよくわかりませんが、ストリクスヘイヴン大学の創設者がドラゴンであるからして、ストリクスヘイヴン大学を卒業した一部のエリートが龍護りと呼ばれるスーパーエリート職に就くのかなと想像しています。
そうした経緯からか、オリークと龍護りが対立している場面に出くわすルーカは、どちらの陣営からも敵視されてしまいます。この流れ…まさかルーカ、オリークに加わるんじゃないだろうな…やめろよ?ホントやめろよ???
だんだんと世界の構造と登場人物の動機が見えてきましたが、オリークの不穏な気配はあるものの、まだ事件は起こっていません。
これからどうなっちゃうのかな、わくわく。
ストリクスヘイヴンのメインストーリー第二話を読みました。
EPISODE 03
メインストーリー第2話:それぞれの教訓
https://mtg-jp.com/reading/ur/STX/0034938/
これまではメイン1話の次にサイド1話という形で進行していましたが、
今回はメイン2話⇒メイン3話⇒サイド2話と変則的なのですね。
とりあえず数が増えても良くないので、メイン基準で読んでいくことにします。
さて、メインストーリー第二話です。
リリアナがストリクスヘイヴン大学のある次元、アルケヴィオスに来た(昔生徒だったみたいなので正しくは戻ってきた?)目的がハッキリしました。
今まで屍術で散々死者を使役してきたリリアナが、自分の呪いを引き受けて死んだギデオンを蘇らせる方法を探しているというのが、なんとも皮肉な運命ですね…。
以前、ゲートウォッチの面々をゾンビとして使役してるリリアナの図がありましたがw
さすがにリリアナもそのあたりは人間味というか、倫理観はあるのですね。
もっとも、ギデオンは身体も残さず消えてしまったので、なんとも難しい話ではあるとは思いますが…そこは剣と魔法の世界マジックザギャザリング。
これからも我々の予想を超える展開を期待しています。
話は逸れましたが、そうしたリリアナの目的と、ルーカがどのようにこの次元に来たのか。そして、「オリーク」と呼ばれる謎の集団?のエクスタスという謎の人物。オリークって何?と思いますが、どうもこの世界では疎まれている集団、ストリクスヘイヴン大学で思うように評価を受けなかった(が素質としてはストリクスヘイヴンに入れる時点で充分ある)者たちを引き込んで悪だくみをしている、迷惑な人たちらしいです。ルーカいわく「戦意も作戦もない、ただの怯えた仮装集団」とはなかなか辛辣な評価。
さらに、「龍護り」と呼ばれるエリート魔道士。このあたりもまだよくわかりませんが、ストリクスヘイヴン大学の創設者がドラゴンであるからして、ストリクスヘイヴン大学を卒業した一部のエリートが龍護りと呼ばれるスーパーエリート職に就くのかなと想像しています。
そうした経緯からか、オリークと龍護りが対立している場面に出くわすルーカは、どちらの陣営からも敵視されてしまいます。この流れ…まさかルーカ、オリークに加わるんじゃないだろうな…やめろよ?ホントやめろよ???
だんだんと世界の構造と登場人物の動機が見えてきましたが、オリークの不穏な気配はあるものの、まだ事件は起こっていません。
これからどうなっちゃうのかな、わくわく。