こんにちは。
真夜中の狩り メイン・サイド3話をそれぞれ読みましたが…
今回の二つは飛びぬけて面白かった!
メインストーリー第3話:ベツォルド家の凋落
https://mtg-jp.com/reading/ur/MID/0035426/
サイドストーリー第3話:目が、全ての目が
https://mtg-jp.com/reading/ur/MID/0035435/
そして意味深な謎も残りました…
今回もあらすじと感想を書いていきます。
メインストーリー3話は、月銀の鍵を探すためにアーリンとゲートウォッチ、そして聖騎士たちがスレイベンを目指します。スレイベンはアヴァシン教会の大聖堂があり、イニストラード屈指の大都市でもありましたが、到着してみるとそこは荒れ果て、ゾンビの横行する廃墟となっていました。大患期(エムラクールの襲来)の後ではそれも無理もありませんが、これは結構ショックな光景でしたね。
ただ、今回良かったのはそういった絶望的な状況であっても、登場人物が軽口を飛ばしたり(本人たちはいたって真面目)、語り口が軽妙であったこと。これは書き手の文体が読みやすくユーモアにあふれていたからだと思いました。この人の書き方好きだな。
ゾンビ軍団を乗り越え、目的の人物から情報を聞き出し(ていうかゾンビが話すっていうのがかなり面白いシチュエーションでした)、次は彼の一族の生家へ。ここも祟られた幽霊屋敷でありながら、別に怖くもなく幽霊と普通に会話してたりとファンタジー感全開にいろいろ突っ込みどころが多すぎてワクワクしながら読んでしまいました。
そして最後に行きついたのがマルコフ家の居城。灯争大戦以来のソリンの登場でしたが、ナヒリに影響されたのかソリンも今回イライラしていますw
そして全然話が通じない中、助けに飛び込んできたのは---!?
ここはかなりエキサイティングだったのでぜひ読んで欲しいです。
今回は場面の転換が多く、またそれぞれの場所でも大きな動きがあるため、先に述べた読みやすい文体と相まってかなり面白く感じました。まるでRPGを見ているような展開で、冒険譚としても完成度が高いと思います。かなり物語の核心に迫る回でもあったために、結末に向けてどう動いていくのか期待が高まりますね。
そして問題のサイドストーリー3話。一言で言うとミステリー、ですかね。
星術士のヴァドリックは、とある農村で起きた殺人事件の調査のために呼ばれていきます。現地で出会ったのは、村の議会と一人の審問官。そして新たに起きる殺人、謎の儀式の痕跡…。
まあマジックザギャザリングの世界観なので例えば犯人がクリーチャーでしたって言われてもおかしくはないのですが、その中でこういった緊張感あふれる舞台というのがなかなか読み応えがありました。
それで、最後一応事件は解決し、ヴァドリックが村を去るところで物語が終わるのですが…
ヴァドリックは思うわけです。
解決までの道のりの中で起きた、不可解な現象を…。
そして最後のわらべ歌。
いや、
これが全然わからない!
どういうこと!?
アリオーサともう一人がいたということ?
それって一体誰なのか?
何の光だったのか???
誰か教えてくれーーー!!!!
真夜中の狩り メイン・サイド3話をそれぞれ読みましたが…
今回の二つは飛びぬけて面白かった!
メインストーリー第3話:ベツォルド家の凋落
https://mtg-jp.com/reading/ur/MID/0035426/
サイドストーリー第3話:目が、全ての目が
https://mtg-jp.com/reading/ur/MID/0035435/
そして意味深な謎も残りました…
今回もあらすじと感想を書いていきます。
メインストーリー3話は、月銀の鍵を探すためにアーリンとゲートウォッチ、そして聖騎士たちがスレイベンを目指します。スレイベンはアヴァシン教会の大聖堂があり、イニストラード屈指の大都市でもありましたが、到着してみるとそこは荒れ果て、ゾンビの横行する廃墟となっていました。大患期(エムラクールの襲来)の後ではそれも無理もありませんが、これは結構ショックな光景でしたね。
ただ、今回良かったのはそういった絶望的な状況であっても、登場人物が軽口を飛ばしたり(本人たちはいたって真面目)、語り口が軽妙であったこと。これは書き手の文体が読みやすくユーモアにあふれていたからだと思いました。この人の書き方好きだな。
ゾンビ軍団を乗り越え、目的の人物から情報を聞き出し(ていうかゾンビが話すっていうのがかなり面白いシチュエーションでした)、次は彼の一族の生家へ。ここも祟られた幽霊屋敷でありながら、別に怖くもなく幽霊と普通に会話してたりとファンタジー感全開にいろいろ突っ込みどころが多すぎてワクワクしながら読んでしまいました。
そして最後に行きついたのがマルコフ家の居城。灯争大戦以来のソリンの登場でしたが、ナヒリに影響されたのかソリンも今回イライラしていますw
そして全然話が通じない中、助けに飛び込んできたのは---!?
ここはかなりエキサイティングだったのでぜひ読んで欲しいです。
今回は場面の転換が多く、またそれぞれの場所でも大きな動きがあるため、先に述べた読みやすい文体と相まってかなり面白く感じました。まるでRPGを見ているような展開で、冒険譚としても完成度が高いと思います。かなり物語の核心に迫る回でもあったために、結末に向けてどう動いていくのか期待が高まりますね。
そして問題のサイドストーリー3話。一言で言うとミステリー、ですかね。
星術士のヴァドリックは、とある農村で起きた殺人事件の調査のために呼ばれていきます。現地で出会ったのは、村の議会と一人の審問官。そして新たに起きる殺人、謎の儀式の痕跡…。
まあマジックザギャザリングの世界観なので例えば犯人がクリーチャーでしたって言われてもおかしくはないのですが、その中でこういった緊張感あふれる舞台というのがなかなか読み応えがありました。
それで、最後一応事件は解決し、ヴァドリックが村を去るところで物語が終わるのですが…
ヴァドリックは思うわけです。
解決までの道のりの中で起きた、不可解な現象を…。
馬のひづめが敷石を叩く中、ヴァドリックはあの古い農家の、二つの寝台について考え続けた。あの寝台が今も整えられているというのは非常に奇妙だった。あの木立で枝指に合う前に、あの家の中に見えた緑色の光は。アリオーサが生き延びていたのは、無傷でいられたのは非常に奇妙だった。
そして最後のわらべ歌。
いや、
これが全然わからない!
どういうこと!?
アリオーサともう一人がいたということ?
それって一体誰なのか?
何の光だったのか???
誰か教えてくれーーー!!!!
コメント
「彼自身の土地に入ったアリノスを侵入者として殺した。」
ヴァドリックのこの部分が推理ミスなんじゃないかと思います。
アリノスは侵入者としてではなく盗まれた山羊の代わりに生贄として殺されて、指枝は正しく護っていた、指枝は人型なので侵入者がない時はアリオーサと2人で家で暮らしていた、しかしヴァドリックが指枝が護るべき場所の印を壊してしまい、護られるべき存在ではなくなったアリオーサは身の危険を感じて指枝撃退に助力した。
とかかなぁ、と思ってます。
なるほどー!そう考えるといろいろ合点が行きました。
確かに、そういう前提で軽く読み直してみたのですが、全体的に納得のいく説明でした。
読み直していて思ったのは、アリノスはどっちかというと生贄の山羊がいなくなったのでせめて娘を守りたい一心で自分から生贄になったのかな?と(彼だけ行方不明になっているので)。アリオーサとしても自身を守る存在であり、父が命を捧げて召喚した指枝なので無下に出来ず、ランクスさんの言う通り家の中で一緒に暮らしていた(ベッドに寝かせていた)。ヴァドリック達が森に踏み入ったとき、それを感知してある意味「起動」した枝指の発したのが緑の光だった?
いやー、こういう考察がめっちゃ楽しいです。
ありがとうございます!
だからヴァドリックが印を壊してアノリスの心が失われてしまったから、直後からアリオーサの行動が一気に変わったのではないのかとも考えています。
それは若干思っていました!指枝がホラーとはいえ思ったより人型の形をしていたのもそういう感じかと…
アリオーサが”予想以上に召喚魔法を知っていた”こととかいろいろ…疑念が重なりますね。