カルドハイムストーリー4:無限ループって怖くね?
2021年3月23日 Magic Storyこんにちは。
カルドハイムのストーリー、メイン/サイド4話を読みました。
EPISODE 07
メインストーリー第4話:デーモンの領界へ
https://mtg-jp.com/reading/ur/KHM/0034750/
EPISODE 08
サイドストーリー第4話:導き、目的、誉れ、そして栄光
https://mtg-jp.com/reading/ur/KHM/0034759/
メインストーリー、いよいよ物語が核心に近づいてきました。ケイヤとタイヴァーは悪魔の領界イマースタームに至り、物語の黒幕ティボルトに迫りますが、すでに領界同士の衝突「ドゥームスカール」は始まっており、絶望的な状況に陥ります。プレインズウォーカーとして世界を渡れるケイヤにとっては命あっての物種といいますか、「生きていればいつかなんとか出来る日が来るかも知れない」という判断もしがちなのはわかりますが、一方で自分の世界が滅びていく当事者のタイヴァーにとっては、そんなケイヤもティボルトと大差ありません。この辺がプレインズウォーカーの苦悩というか、そういうことを感じさせるやりとりでした。
また、獲物のダガーを失ってしまったケイヤが、新しく手斧を手に入れた経緯も語られ、ちょっとホッコリします。
個人的には、タイヴァーの尊大だが堂々とした語り方は結構好きですね。
常識人のケイヤ、皮肉屋のティボルトともまた違った話し方で、対比が面白いです。
キーアイテムとなる《領界の剣》をあっさり奪い返したわけですが、ここからどうやってドゥームスカールを止めに行くのかが全然想像がつきません。どうなっちゃうのよ!?
これは余談ですが、アラーラの断片のときもアラーラ次元には5つの世界があって、それらの衝突が「コンフラックス《衝合》」として大きな出来事でしたね。なんか今回もそんなイメージなのかなと思いました。
サイドストーリー4話はラナールという戦士が主人公。死後にたどり着く栄誉ある領界「シュタルンハイム」ではなく、なんとも凡庸な霊的領界「イストフェル」にたどり着いてしまった彼は、世界の中で彷徨い、やがて自分の役割を見出していきます。
今回はかなり詩的というか、今までとの繋がりも薄く物語的な抑揚もないので、一貫して冷たい世界観を感じました。また、最後がよくわからなかったのですが、無限ループって怖くね?ということでOK?
わかりづらい話でしたが、北欧神話をモチーフにしたカルドハイムの世界の中では、まさに神話というか寓話のようなストーリーでした。メインだけでなく、こうして一見よくわからない話も、カルドハイムの世界を説明する一部と思えば、それはそれでアリなんだろうなと思いました。
次回はいよいよカルドハイム最終回。
ドゥームスカールで世界はどうなってしまうのか、そしてサイドストーリーでは最後に何が語られるのか、なかなか楽しみです。
カルドハイムのストーリー、メイン/サイド4話を読みました。
EPISODE 07
メインストーリー第4話:デーモンの領界へ
https://mtg-jp.com/reading/ur/KHM/0034750/
EPISODE 08
サイドストーリー第4話:導き、目的、誉れ、そして栄光
https://mtg-jp.com/reading/ur/KHM/0034759/
メインストーリー、いよいよ物語が核心に近づいてきました。ケイヤとタイヴァーは悪魔の領界イマースタームに至り、物語の黒幕ティボルトに迫りますが、すでに領界同士の衝突「ドゥームスカール」は始まっており、絶望的な状況に陥ります。プレインズウォーカーとして世界を渡れるケイヤにとっては命あっての物種といいますか、「生きていればいつかなんとか出来る日が来るかも知れない」という判断もしがちなのはわかりますが、一方で自分の世界が滅びていく当事者のタイヴァーにとっては、そんなケイヤもティボルトと大差ありません。この辺がプレインズウォーカーの苦悩というか、そういうことを感じさせるやりとりでした。
また、獲物のダガーを失ってしまったケイヤが、新しく手斧を手に入れた経緯も語られ、ちょっとホッコリします。
個人的には、タイヴァーの尊大だが堂々とした語り方は結構好きですね。
常識人のケイヤ、皮肉屋のティボルトともまた違った話し方で、対比が面白いです。
キーアイテムとなる《領界の剣》をあっさり奪い返したわけですが、ここからどうやってドゥームスカールを止めに行くのかが全然想像がつきません。どうなっちゃうのよ!?
これは余談ですが、アラーラの断片のときもアラーラ次元には5つの世界があって、それらの衝突が「コンフラックス《衝合》」として大きな出来事でしたね。なんか今回もそんなイメージなのかなと思いました。
サイドストーリー4話はラナールという戦士が主人公。死後にたどり着く栄誉ある領界「シュタルンハイム」ではなく、なんとも凡庸な霊的領界「イストフェル」にたどり着いてしまった彼は、世界の中で彷徨い、やがて自分の役割を見出していきます。
今回はかなり詩的というか、今までとの繋がりも薄く物語的な抑揚もないので、一貫して冷たい世界観を感じました。また、最後がよくわからなかったのですが、無限ループって怖くね?ということでOK?
わかりづらい話でしたが、北欧神話をモチーフにしたカルドハイムの世界の中では、まさに神話というか寓話のようなストーリーでした。メインだけでなく、こうして一見よくわからない話も、カルドハイムの世界を説明する一部と思えば、それはそれでアリなんだろうなと思いました。
次回はいよいよカルドハイム最終回。
ドゥームスカールで世界はどうなってしまうのか、そしてサイドストーリーでは最後に何が語られるのか、なかなか楽しみです。
コメント