スタンのデッキを使いたくて…冬
こんにちは。

MTGアリーナは《死の飢えのタイタン、クロクサ》を使いたくてヒストリックでラクドスパイロマンサーを使っているのですが、このカードをスタンでも使いたくて、たまった貴重なワイルドカードをはたいてラクドス・クロクサ(黒赤ビートダウン)を作りました。

デッキリスト:晴れる屋デッキ検索「黒赤ビートダウン/BR Aggro」
https://www.hareruyamtg.com/ja/deck/309827/show/


まだ何戦かしかしていませんが、スタンダード環境も初めての中に突撃してみた感想としては…


ヨーリオン系デッキが無理過ぎる!


と思ったら原根健太さんの「スタンダード・アナライズ(https://mtg-jp.com/reading/haranestandard/0034593/)」MTG日本語サイト公式記事でも『つまり「ラクドス・クロクサ」はヨーリオン系デッキが、…(中略)…厳しい相手です。』とハッキリ書いてありました。


デッキの動きとしては、ミッドレンジのアーキタイプのとおり非常にモッサリしていますね。《悪意の神殿》などタップイン占術土地やトライオーム隆盛の時代、グルールアドベンチャーのように1ターン目から動く方が稀なのですね。デッキ内には除去カードが満載されており、生物を先出しされても後から十分に対応が可能。
つまり、グルールのように生物をどんどん叩きつけて攻めていくデッキに対しては有利で、順番に対処して相手が息切れしたところで攻勢に転じることが出来ますが、一方でヨーリオン系のそもそもクリーチャーが少ない/エンチャントのアドで展開していくデッキに対しては大部分のカードが腐っている間に引き離されてしまうのですね。
かと言って《強迫》のような手札スペル破壊を入れて置物対策したとしても、今度はグルールに対して弱くなってしまう。(つまり現環境の手札破壊が弱いのか…)
なんとも立ち位置的に微妙なバランスの上で立っている、それがこのデッキなのだと感じました。

比較対象がヒストリックなのでアレですが、墓地も思ったより溜まらないので《クロクサ》か《アゴナスの雄牛》どちらかを脱出させた時点で墓地も枯渇。見た目より墓地利用が上手くないなというのが率直な感想でした。大体《ティマレット、死者を呼び出す》にしたところで、3マナ払って2ターンかけて土地肥やしが実質4枚なんですね。出てくるのもトークンなので相手の《予言された壊滅》がぶっ刺さってしまう。代替カードが無いから仕方なく入っているのかな…?と思えるくらいのカードパワーでした。

結構辛口な感じの感想が漏れてしまいましたが、逆に言うと不満があるなら改善出来る(ただしそもそものデッキリストが大会で結果を残したものなので、魔改造して弱体化する可能性大w)、もといいじりがいがありそうなのでもうちょっと遊んでみようと思いました。

とはいえ以上の感想は全くのスタン環境初心者が書いたことなので的外れな部分が大半かと思いますので、もしスタンでラクドスクロクサ使いの方がおられましたら使い方のアドバイスなど頂けると嬉しいです。

コメント

鳥人
鳥人
2020年12月2日15:20

最近4回ほど『ラクドス』に当たりましたが、皆さんメインは《苦悶の悔恨》や《遺跡の碑文》等のハンデスを多めに積んでいらっしゃるようで、なんとなくですが、メインボードは「対ヨーリオン」「対コントロール」を意識した構成になっている気がしますね~。

サイドから除去を増やすのがトレンドなのかもしれません。

ひやむぎ
2020年12月3日9:56

>鳥人さん
鳥人さんのレポを読むと確かにそのように感じていました。アリーナだとBO1でやってしまうのでサイドをあまり意識してませんでしたが、相手の傾向が違うからこそBO3で対処した方がフェアに渡り合えるのかも知れませんね。なかなかメインボードだけですべてに対応しようとするのは難しいかも。

zama
2020年12月3日16:53

通りすがりです。
墓地系のデッキは最近メイン4積みされているエルズペスの悪夢がマヂ無理です。
最近のスタンは強烈なメタカードがポツンとあるだけで割とどうにもならないケースが多いすね…

ひやむぎ
2020年12月3日17:16

>zamaさん
おお…なるほど、デッキリストを見ると黒が混ざるコントロール系で普通にガン積みされているみたいですね。よく考えたらこのデッキの墓地利用も《クロクサ》か《アゴナス》くらいしか無いので、そもそものコンセプトが瓦解しますがフィニッシャーを他に探した方が現環境では戦えるのかなあ?

シグマ@dj-SIGMA
2020年12月3日18:40

一部のリストみたく《義賊》4枚入れてアグロとして動けるようにしておくと良いかもしれません。最悪赤単のパーツとして持っておく価値はありますし。

zama
2020年12月3日19:07

予言された壊滅系のデッキと戦うなら相性の問題からパーマネント展開の手数が増えないとダメですね。
乱動する渦、ヴァラクートの探検、あとは元々入っているエルズペスの悪夢のようなカードで差し合いを制するのが近道なような気はします。ヴァラクートの探検なんかは土地バランスが難しくなりますが勝手に墓地も肥えるようになるので試してみてもいいのでは。

そもそも実は低コストパーマネントはスカイクレイブの亡霊がキツいのですが、そこは立ち回りで何とかするしかないかと思います。

ひやむぎ
2020年12月3日20:54

>シグマさん
確かに!《義賊》入っているリスト見て「どういう意図なんだろ?」と思っていましたが、言われてみれば早めに動きかつアドをたまに取るという意味ではまず入りそうですね!こういう読み解き方出来たら楽しくなってきますね。

>zamaさん
ありがとうございます!実は月をまたいで低ランク帯に戻ったので何戦かしてみたら、そういう《予言された壊滅》や《スカイクレイブの亡霊》を使うデッキに当たらなくなってしまいました。。。高ランクに行けばまた当たるのかもしれませんが。一方で、このデッキの良い動きみたいなのもまたたくさん見えてきたので、BO3でサイドボードとも向き合うべきなのかなとも思い始めました。研究してみます!

とけいまわり
2020年12月4日13:50

横から失礼します。赤黒はヨーリオンや壊滅きつそうですね。以下参考になれば。

・軽く、墓地から何度でも帰ってくるカードとして《スカイクレイブの影》があります(リンク先リストにも登録されていますね)。2体以上展開できるように切削を急ぐと勝機が見えるかもしれません。脱出プランよりはこちらで押す戦略がよさそうです。

・MDFCでは《アガディームの墓所》が複数展開を支えてくれます。2マナ、3マナを一気に釣り上げる(3マナは《砕骨の巨人》しかいませんが)ことで相手の対処を迫ることができそうです。神話レアですが強力なカードなので、ぜひ1枚《髑髏砕きの一撃》との入れ替えを検討してみてください。

・直後の被弾(=生贄)を覚悟の上で《大群への給餌》で直接対処するのが一番単純で簡単です。《無情な行動》《取り除き》あたりと入れ替えてもいいかもしれません。他のエンチャントも対処できますし、なによりコモンなのが嬉しいですね。

・あとは他の方のご指摘通り手数勝負、《義賊》《ヴァラクートの探検》のほか、《裏切る恵み》も相手の《壊滅》を逆手にとれます。出てすぐ仕事を終える《死者の神のお告げ》あたりも使いやすいと思います。

とけいまわり
2020年12月4日13:51

すみません ×《アガディームの墓所》 ○《アガディームの覚醒》です失礼しました。

ひやむぎ
2020年12月4日14:54

>とけいまわりさん
《スカイクレイブの影》はサイドにあるので「どうやって使うんだろう?」と思っていましたがそういう対策になりますね!すごい。
《アガディームの覚醒》は確かにヒストリックでもちょっと使ったことがありますが、あっちはルールスデッキなのでかなり選択肢が狭いのでした。こちらも相性が良さそう。
《大群への給餌》は知りませんでした!かなり便利そうです。
こうしてみるといろいろと試してみる価値のありそうなカードが多いですね!まずは使って感触を確かめようと思います!ありがとうございます~。

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