こんにちは。

結局、海賊デッキの理想の形を探すというのはこのブログの命題みたいに思えてきましたので、「海賊探求の旅」というタグを作成しいままでの投稿の要所を紐付けしました。(本当はイベント参加記録なんかにも使用感などが載っていますがそっちはホント参加記録ということで残しておきたい。)

私も、いよいよ海賊デッキと心中する覚悟が出来てきたところです。


さて!
今までにここで取り上げた海賊デッキですが、現状見かけたのは大きく3つに分けられるように思っています。

1、ディミーア海賊
https://mtg-jp.com/reading/iwashowdeck/0031293/

公式で掲載されていたタイプ。PPTQ @ Game Cafe (Independence, MO) 優勝 / スタンダード (2018年10月20日)と結果を残している。
《執着的探訪》や《勇敢な妨害工作員》でドローを進めアドを取る。カウンターも入っており対応力は高いが、線が細い。

私が最終的に行きついたのは、この型を元に赤を足してクリーチャーの質を上げつつ、除去等も搭載したグリクシス海賊でした。ですがそのために器用貧乏になった感も否定出来ず、このリストの時点である程度完成されている可能性があります。


2、順風海賊
http://debugarrukanikiyasuimtgdeck.com/2017/10/18/%E3%80%90%E5%AE%89%E4%BE%A1%E3%83%87%E3%83%83%E3%82%AD%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%82%B5%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%80%91%E9%9D%92%E9%BB%92%E9%A0%86%E9%A2%A8%E6%B5%B7%E8%B3%8A%E3%83%87%E3%83%83%E3%82%AD/

カラー的にはディミーア海賊と似ているが、飛行中心になっている点で差異が見られる。《順風》がキーカードになっており着地すると急激にクリーチャーの質が上がるが、逆にこのカードを引けなかった時の力弱さはハンパない。ディミーア海賊が全体でシナジーを形成しようとしているのに対し、こちらはほぼ《順風》頼り。

このリストはイクサランの相克前なので《執着的探訪》などがありません。飛行ロードを探してくるなどすればもう少し戦えるような気がします。そもそも飛行自体は単純に強くて好きなのですが、現状ではイマイチ使おうと思えない構成。でも1マナ飛行海賊自体は増えているので、意外とイケるかもしれない。青単信心みたいにしても可。


3、赤黒海賊
https://5busata.diarynote.jp/201801220101134365/

当時ビックリした構成。スペル2枚と土地21枚以外は全部海賊クリーチャーで、「除去は甘え」と言ってとにかく並べて殴る!1マナ海賊が15枚、パワー修正ロードが7枚入っている。

これ、海賊なら当然しかるべき構成になるのかも知れませんが、「脳筋っぽい…」と思って今まで試さずにいました。ただ、昨日の記事を書いた後に「そういえば試していないな」と思ってアリーナのヒストリックで試したところ、めちゃくちゃ強い!
というのは、ヒストリック自体がまだ環境の定まりきっていないフォーマットということもあり、「とりあえず組んでみた」デッキと沢山当たるのですよ。それで、10回くらい対戦してみたのですが、9勝でした。
ただ、分析としては「序盤時間がかかっても後半やりたいことをやる」デッキがほとんどで、こちらは「序盤で殺し切る」動きなので、相手が動き出す前に圧殺出来る。唯一負けたのはライフゲインデッキで、デッキ内のシナジーがよく考えられていたデッキでした。つまり、「洗練されていないデッキには負けないが、競技としては勝てないだろう」という手ごたえでした。
相手の得意が動き出す前にこちらの得意な圧殺を押し付けるのはいいのですが、相手がうまく動きだしたらもう勝てない。そういった感想です。ただ、とりあえず勝てる、それは今まで頭を捻って捻って勝ちにたどり着いていた海賊の概念からはかけ離れていて、目から鱗でした。


というわけで今回は新しい可能性を見出した3番をテーマとして、改良を行っていきたいと思います。本当はグリクシスカラーにしたいんだけどなー。そして《鉄面提督ベケット》が活躍する日は来るのでしょうか。

コメント

migiT
2019年12月26日15:38

ヒストリックはよくわかりませんが、今なら《祖先の象徴》とか強そうですね(・ω・)

ひやむぎ
2019年12月27日9:58

>migiTさん
《祖先の象徴》は部族なら一度は試してみる価値はありそうですね。
海賊クリーチャー自体はフィーチャーされないと今後劇的には増えませんが、こうしたスペルで戦術が変わるかも知れないというのは忘れずにいたいところです。

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