月間少年エース3月号:すべそれ第3話
こんにちは。

月間少年エース3月号が発売されたので買ってきました。
90年代MTG漫画『すべての人類を破壊する。それらは再生できない。』の第3話が掲載されています。2話までは読み切りでも描かれたボーイ・ミーツ・ガールの最初の部分をなぞっただけですので、「読み切り以降の話」という意味では今回からが連載ならではの部分です。

今回は1998年6月、「エクソダス」が発売された時期のことが描かれています。このときからレアリティ表示が始まったことや、収録の注目カード、そして今でこそとんでもない価格がついているものの、当時はカスレア扱いされていたカードのことなど、MTGの歴史が垣間見える点でも読んでいて面白いです。


あとですねー、あの、アレですよ

うん、

読んでてこっちが顔真っ赤になりましたねー。

尊い。

という部分がチラホラ。

個人的にははじめくんに対して、今まではなんか根暗のオタクかな~と思っていたところ「すまねえなお前ら!」という非常に朗らかな表情とあっけらかんとした発言をしていたので、結構好感が持てました。
普通の少年らしさというか。
この歳になると、学園ものも年下の後輩を見ているような温かい目で見られるようになりますね。

今回の終わり方というか、心の交流をカードに絡めてそういう形で表現するかーっていうのが見事だと思いました。

カードゲーム漫画っていうと、対戦!1ターンごとの戦況説明!逆転!!
みたいなのを描きがちな中で、本作はうまいこと差別化がされてると思います。

早く単行本になあれ!

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