こんにちは。

アルティメットマスターズ開封であちこちが色めきだつ中、友人のトッパー報告を聞き「ああ~~~~了解です~~~~(ドンマイ)」と言うしかなかったひやむぎです。まあ3万5000円くじみたいなものですからね、それだけの金を出せば、当然それなりのものは出るし、外れて肩を落とす人もいるものです。

私ですか?

ファミマの700円くじで5回連続で外れるような人間が3万5000円をくじに出す勇気を出すと思いますか?



さて、プロツアーなんかのシステムが大きく刷新され、新しいプログラムではMTGアリーナがeスポーツの一つとして一翼を担うことが発表されましたね。

新時代へ――マジックとeスポーツ
https://mtg-jp.com/reading/publicity/0031531/


ふーーーん。えっマジか。

確かに、アリーナは実際にプレイしてみてもテンポもよく楽しいし、実際今までのMTGのテレビゲームと比べて流行っている(受け入れられている)印象があります。WotCとしてもこれを好機とみなし、今後の戦略の一部として十分にやっていけると手ごたえを感じたのでしょうね。

一プレイヤーとしても無課金で楽しくプレイしていたのですが、実際のところリアルで使用するイゼットフェニックスと同じものをワイルドカードを全て消費してアリーナで組んだ結果、次のデッキを組めるのが当分先になりそうです。
そこでわからないのがお金です。MOではトレードのシステムが充実しているためあらかじめかかる価格をはじき出せると思いますが、アリーナではパックから当てる以外、ワイルドカードを使って集めるしかありません。ワイルドカードはランダムでパックから出るほか、一定数のパックを開封すると一枚手に入りますが、するとどんなカスレアでも一線級のトップレアでも、価値が同じであるということになります。

これはアリーナの問題点であると思っています。
(追記:と思ったけどDTCGなら普通のことなのかもしれないですね)

かといって、じゃあトレード機能を実装するかというと、それなら当然みんなワイルドカードは価値の高いレアに換えるでしょうから、暴落が起こります。
例えば、リアルでは4000円前後する《殺戮の暴君》がアリーナ上では溢れているため50円くらいになり、一方リアルでは限られた人しか使わないような50円の《ナルコメーバ》はアリーナ上ではだれもワイルドカード交換しないため希少価値が高くなり4000円になる、みたいなおかしな逆転現象が起こるかも知れません。
リアルで楽しむマジックザギャザリングをそのままeスポーツに、と思っているなら、この現実との乖離は許されていいものなのでしょうか。
閉じられたゲーム内だからこそ便利なワイルドカードシステムは、今後eスポーツとしてのマジックアリーナの大きな障害になってくるかもしれない、そう思っています。
もしトレード機能を実装するとしたら二者択一、ワイルドカード機能が消えることも考えておいた方がいいのかも。

一方でsugarlessさんは、こちらの記事(グラインダーはMTGアリーナを遊ぶのか?(アリーナの競技性について) https://sugarlessmtg.com/archives/3970)の中で、MOで調整するプロプレイヤーやMOに市場価値を見出している人たちがアリーナに流れた場合、メタゲームは衰退するのではないかという予測をしています。こちらも面白い意見なのでご一読あれ。

ま、それはそれとしてそろそろウェルカムバンドルくらい買ってもいいのかな~。終わらない課金が始まるのか。

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