切札勝舞はマジックザギャザリングを使いつづける
切札勝舞はマジックザギャザリングを使いつづける
こんにちは。

コロコロアニキに、カード漫画でおなじみ「デュエル・マスターズ」のパロディが掲載されました。
というのもこの漫画、当初はマジックザギャザリングをフィーチャーした物語だったはずが、ウィザーズと小学館の罠によって突然デュエル・マスターズカードの販促漫画と化した過去があるのでした。

ところが今作では、主人公切札勝舞が物語で突如出現したデュエルマスターズカードを使おうとする場面にさかのぼり、ライバル・黒城狂死郎に説得され、やっぱりやめてマジックザギャザリングを使い続けることになるというifコメディ。

シリアスで中二病全開のキャラ・黒城がお笑いキャラになっているのが見どころ。ところが、マジックザギャザリングでのデュエルシーンでは、かなり真面目にデュエルを行っています。使用カードがちゃっかり現スタンになっているのも面白いのですが、デュエルの展開も本誌顔負け(勝舞が攻撃を受けた時の戦闘の描写は過去のデュエルマスターズまんまですがw)。何より、そうした物語のパロディをしつつ、たった6ページのデュエルシーンでしっかりとカード漫画になっているのが驚き。
いろいろと考えさせられました。

また、ちょっと前の話題ですが少年エース10月号では、90年代を舞台にした読み切りマジックザギャザリング漫画「すべての人類を破壊する。それらは再生できない。」が掲載されました。
こちらは、カードの使用期間に縛られてしまうMTG漫画の裏をかき、過去の懐かしい一時期の話とすることで、普遍的なカード漫画に仕上げています。こちらでも、意外にもデュエル自体は全体の数割程度で、結局は物語と、戦闘の描写(クライマックスまでの持って行き方)をどれだけ端折るか、という点に工夫がされています。こちらはそろそろ11月号が発売されて店頭からは姿を消すでしょうから、まだチェックされていない方は、今すぐ本屋にダッシュされることをオススメします。

切札勝舞の方は連載のようですが、コロコロアニキ自体が季刊ということもあり、通常の漫画のように頻繁には読めないでしょう。また、「すべての~」は読み切り。読者アンケートなどで人気が出れば…と思い、私もアンケートで投票したのですが、実際問題難しいのかもしれません。
ほかのカードゲームのように子供向けコンテンツが充実すれば、新規プレイヤーも増えるかもとは常々みんなも考え、MTG漫画が出てくることを前前から望んではいるものの、現状は下火でしょうね。

皆さんも、アンケートを出して応援しよう!
優しさだけでは守れないんだ!!!!

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