ベケットおばさんのシチューの秘密
2017年10月4日 Magic: The Gathering
それはブイヨン(錯乱)
はい。今回は海賊のロード、≪鉄面提督ベケット≫について思ったことを。
おっぱ…お前女だったんかいワレ!!!?
じゃなくてですね、
「3体のアタックが通ってたら既に勝ってるだろ。よって不要。」
という意見を見たんですよ。
ちょっと待って!!?
考えても見て下さい。
たしかに大型恐竜のアタックが三体も通ってたら相手は死ぬ、
もしくは瀕死でしょう。
しかし、今回の場合は海賊なのです!
海賊は、威迫や飛行などの回避能力を持っている場合が多いですが、一体一体のパワーは小粒です。小粒ということは、自然何体もの攻撃を何回も通して勝つことがウイニングロードとなっていますし、逆に攻撃を通すことは出来てもブロックががら空きになって永遠にオネンネさせられる危険も含んでいます。
つまり、
三体の海賊が攻撃を通す
ことは在り得るが
それが致命的なダメージにはならない
ので
ボディががら空きになってまでそれやる?
この海賊の弱点とも言えるパンチの弱さ、それをロード能力とコントロール奪取で必殺の一撃にしてくれる。
それがこのカードの強さです。
ところが、難しいのはここからです。
飛行はともかく、威迫はクリーチャーさえ費やせば止めることが出来ます。
つまり、ベケットの能力が見えている段階では、相手はブロックを強制されるといっても過言ではありません。
しかし、ベケットにはもう一つ使い方があり、三体の攻撃を通した後に出すことで全くケアの外から相手のパーマネントを奪うことが出来るのです。
ベケットの誘発型能力はそのターンに起きたことを見るので、三体の攻撃を通した段階でベケットが場にいたかどうかは問題ではありません。
この使い分けによって、相手のパーマネントを奪うことは出来るかも知れません。
え、待って…ロード能力は?
どうしても相手のあのパーマネントを奪いたい、それを悟られないようにベケットは後出しする。すると、パンチは通せてもロード能力が働かないのです!
逆に、ロード能力を使いたいためにベケットを先出しすると、前述の通り相手にはブロックを強制させてしまいます。
つまり、ロード能力と奪取能力、この二つは微妙にかみ合っていないと言えますが、逆に言えばそこが海賊の面白いところ。
これぞ戦略!とも言えませんか?
面白れェ…面白れェぞババア!!!!!()
以上のように、私が机上で考えた空論の範囲では、ベケットは非常にトリッキーなカードと言えそうです。
まあ、ブロックを強制させるという行為自体は、トークンの多い絆魂吸血鬼デッキには強いような気がしますが。
なお、クリーチャーとして見た時のベケット本体は3/3バニラだし、死んでしまっては元も子もないので、置物になる模様。
はい。今回は海賊のロード、≪鉄面提督ベケット≫について思ったことを。
Admiral Beckett Brass / 鉄面提督ベケット (1)(青)(黒)(赤)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 海賊(Pirate)
あなたがコントロールしている他の海賊(Pirate)は+1/+1の修整を受ける。
あなたの終了ステップの開始時に、このターンに海賊3体以上によって戦闘ダメージを与えられたプレイヤーがコントロールしている土地でないパーマネント1つを対象とし、それのコントロールを得る。
3/3
おっぱ…お前女だったんかいワレ!!!?
じゃなくてですね、
「3体のアタックが通ってたら既に勝ってるだろ。よって不要。」
という意見を見たんですよ。
ちょっと待って!!?
考えても見て下さい。
たしかに大型恐竜のアタックが三体も通ってたら相手は死ぬ、
もしくは瀕死でしょう。
しかし、今回の場合は海賊なのです!
海賊は、威迫や飛行などの回避能力を持っている場合が多いですが、一体一体のパワーは小粒です。小粒ということは、自然何体もの攻撃を何回も通して勝つことがウイニングロードとなっていますし、逆に攻撃を通すことは出来てもブロックががら空きになって永遠にオネンネさせられる危険も含んでいます。
つまり、
三体の海賊が攻撃を通す
ことは在り得るが
それが致命的なダメージにはならない
ので
ボディががら空きになってまでそれやる?
この海賊の弱点とも言えるパンチの弱さ、それをロード能力とコントロール奪取で必殺の一撃にしてくれる。
それがこのカードの強さです。
ところが、難しいのはここからです。
飛行はともかく、威迫はクリーチャーさえ費やせば止めることが出来ます。
つまり、ベケットの能力が見えている段階では、相手はブロックを強制されるといっても過言ではありません。
しかし、ベケットにはもう一つ使い方があり、三体の攻撃を通した後に出すことで全くケアの外から相手のパーマネントを奪うことが出来るのです。
ベケットの誘発型能力はそのターンに起きたことを見るので、三体の攻撃を通した段階でベケットが場にいたかどうかは問題ではありません。
この使い分けによって、相手のパーマネントを奪うことは出来るかも知れません。
え、待って…ロード能力は?
どうしても相手のあのパーマネントを奪いたい、それを悟られないようにベケットは後出しする。すると、パンチは通せてもロード能力が働かないのです!
逆に、ロード能力を使いたいためにベケットを先出しすると、前述の通り相手にはブロックを強制させてしまいます。
つまり、ロード能力と奪取能力、この二つは微妙にかみ合っていないと言えますが、逆に言えばそこが海賊の面白いところ。
これぞ戦略!とも言えませんか?
面白れェ…面白れェぞババア!!!!!()
以上のように、私が机上で考えた空論の範囲では、ベケットは非常にトリッキーなカードと言えそうです。
まあ、ブロックを強制させるという行為自体は、トークンの多い絆魂吸血鬼デッキには強いような気がしますが。
なお、クリーチャーとして見た時のベケット本体は3/3バニラだし、死んでしまっては元も子もないので、置物になる模様。
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