エルドレインの王権…楽しい!
エルドレインの王権…楽しい!
こんにちは。

数か月続く仕事上の修羅場×家庭内に蔓延する直りづらい風邪により、滅茶苦茶疲労困憊です。そんな中ですのでエルドレインはスルーかな~と思っていたのですが、ストレスもあり発売日の深夜にパックを買いに行きました。

数パック剥いてみて、普通のブースターパックからショーケース枠の(とはいえアンコモンの)カードが出てきたとき、「おっ!」と声が出てしまいました。

実物を手にしてみると…思った以上に美しいィー!!!
鳥人さんがてのひらクルーするわけですわ!

あと、仕様が良くわからなかったけれどストレスを言い訳にして1パックだけ買ってみたコレクターブースターも、大当たりではないものの買ったパックをペイするようなカードが出てきたり、ショーケース枠たくさんでホクホクしました。パックを開く楽しみ…イイですね!しかし一つの言語だけでも「通常」「通常Foil」「拡張(ショーケース)枠」「拡張枠Foil」と4種類ありますので、コレクターは大変そう。逆に、ショーケースの方が高価になって通常枠は軒並み安かったりすると、初心者でも強いカードが安く手に入ったりとか、意外と良い効果を生み出すのかも知れませんね。


さて、そんな感じで私も乗り気になったので、後日久々にPWデッキを買ってきました。そして、「○○円以内でPWデッキを改造してみる」みたいな記事はよくあるのですが、具体的に「《××》を4枚入れます。」みたいなのってあまり初心者向けではない気がしたので、どちらかというと「PWデッキのやりたいことを読み取って」「どんな方向に改造していくかを考える記事」を書こうとしたのですが、めちゃくちゃ長くなったので断念しました。さすがに初心者はこんな長い文章読まんだろ。

それはそれとして、最近ツイッターで「デッキのカードリスト画像が汚いものは不快」派と「それに対抗する愉快」派の争いが見てて面白かったので、私も綺麗な画像を参考に撮ろうとしてみたのですが、これが難しい

そもそも、カードタイプ別なのか?マナカーブに沿って並べるのか?
同じマナ域が多すぎる場合は?土地の並べ方は?など、
いろいろと考える要素が多くて思ったよりも難しいことがわかりました。

もともと「私のカードリストを見て!気になる点を教えて!」のような向上心があるタイプではないのですが、でもこういうところにこだわることで新しい何かが開けるかも知れませんので、今後は練習してみようと思いました。

早く修羅場終われ…。
こんにちは。

禁止改定、新フォーマットと話題に事欠かないMTGですが、私は最近MTGプレイヤーのカードに対する姿勢について着目することが多くなっています。


ことの発端は「拡張アート」と呼ばれる楽しみ方がツイッターで話題になったことでした。例えば一枚のカードの上に直接絵の具を置き、イラスト部分を枠外まで拡張したりして、その美しさを際立たせようというものです。中には、カード名やカード効果に合わせてイラストそのものを書き換えてしまうものもあったり。

これに対して、某カードショップの店長が全否定するようなことを書いたのです。彼はカードショップ店主でありながら、カードコレクターとしても知られていて、最初期のアルファやベータのカードを集めるのはもちろん、有名カードの原画なども集めている生粋の収集家。ですから、彼の中には「カードそのものが素晴らしく、貴重な遺産であるので、それを一般人が上書きするという行為そのものに対して嫌悪感」を抱いているように見受けられました。

カードを商品として扱う彼の発言に対し、ツイッターでは賛否両論の展開。「私もそう思う。勝手なエゴで自己満足されても困る」「カードの売買ではサインドや拡張アートは資産価値として下がる」「拡張アートは公式大会では不正の対象になるためNGですよ」「カードはもともと遊び。それを色々な形で楽しんで何が悪い。カードで商売してる人の意見とは思えない」
中には、彼の人格を否定するような意見も見受けられました。

ここで登場したのがまた彼と親交のあるトモハッピー氏。同様にカードショップの店主でありながら、同時にプロプレイヤーとしての側面ももつ彼の意見は「拡張アートも楽しみ方の一つとしてアリだと思う」ということでした。ただ彼は、だから誰かを否定するような意見は口にしませんでした。


私はこの流れを見ていて思いました。

「商売人、あるいはコレクターとして、資産価値の下がる拡張アートを許せないという意見はわかる。一方で、確かに権威ある大会でそういうカードを持ち出されても困る。だけど、拡張アートを作ったり使ったりして楽しんでいる人の姿勢もいいなと思う。」

つまり、どの意見も一理あるように見えるのです。



ただ、どの人も一歩も引かない。

「カードとはこうあるべきだ」

という考えがそれぞれの根本にあることが原因のようです。



ここで、これらの意見を大きく3つに分類してみました。

■1、カードコレクターあるいはバイヤー。
カードの価値そのものについて着目する。もちろんゲームもするがやはり収集が本分。

■2、競技プレイヤー。
サッカーなどのスポーツのように、大会での公平性や勝敗に着目する。もちろんカードを楽しんでいると思うが優先度は低い。

■3、カジュアルプレイヤー。
MTGを楽しむことに着目する。勝敗ももちろん大事だが、そういうものを含めて友人知人と楽しんだりするのが好き。


例えば冒頭の店主は1番で、逆に「カードで楽しんでる場合かッ!!」みたいな感じ。それに対し3のカジュアルプレイヤーは「カードで楽しむものだろうが!」競技プレイヤーは「否定派しないけど、大会で使うのはやめてね」

拡張アートに関してはこういった別の立場の人間が対立している構造があるのではないでしょうか?



この分類はMTGアリーナでも言えると思っていて、例えば入ってきた初心者がランク戦主体のアリーナからいきなり始めると、「勝敗にこだわる競技プレイヤー指向」になりやすいのではないでしょうか。すると「純粋に勝敗への試行錯誤が楽しい。続けよう」という人と「勝てねえ!土地事故!後攻!イライラするー!」という人に分かれていきます。そこで一種の篩にかけられてしまいます。

一方で、店舗の初心者講習会なんかから始めた人は、顔の見えるコミュニケーションの中で「楽しみ」を感じやすいカジュアルプレイヤー指向になりやすいと思っていて、私自身がそうだったからではありますが、アリーナから始めるよりはすんなり入りやすそうな印象です。


禁止改定についてもそうで、トモハッピー氏(バイヤーというよりはプロプレイヤー寄り)は「特定のデッキが支配してる現環境でもいいと思う!でも思ったより困っている人がいたのは驚いた!」と言っていました。
私もカラデシュ期に周囲が4C機体ばかりで全く【楽しく】ないので絶望していたのですが、一方でプロプレイヤーたちは「みんなが同じデッキを使うということは、あとはプレイの差で【勝てる】ので楽」ということを書いていて、目から鱗でした。


このように、それぞれがMTGの根底に抱えている気質って実は異なっていて、それが拡張アート問題に表れたような対立構造を生んでいるような気がしています。

ただ、「相手の人格を否定してまで自分の姿勢が正しいと主張する」のはおかしいのではないかと思ったので、今回の話を書いてみました。


まとめると、「それぞれにMTGに対する信念があるので、それは尊重されるべきだし、あなた自身が持っている信念も当然持ち続けていい。ただ、相手にもそれがあるということはわかっておこう」ということでした。


もちろん今回の分類は私が勝手にしたものですが、あくまで例としてそういう考え方もあるのだと思っていただければよろしいかと思います。


自分なりのスタイルでMTGをエンジョイしていきましょうね。
こんにちは。

エルドレインの王権を3パック買ったらオーコ以外のPWが2枚出てきました。

それでも結構嬉しかったのでツイッターなんかに写真をアップしようと思ったのですが、やめました。



皆さんもありませんか?

それこそ「パックを買ったらオーコが当たった!!!爆アド!!!!ツイッターにあげたろwww」みたいなこと。

今回のコレクターブースターでは、そういった報告が山のようにありました。そしてそれを見た人が、「ヨッシャ!!俺も当てたろwww」と思って買うのですが、爆死するまでの一連の流れの様式美。



これってどこかで見たような…



そや!!!スマホゲーのガチャ報告や!!!!!!




同じようなことを考えて図にした人が既にいるのですが(https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1803/18/news016.html)、結局ハズレを引いた人はわざわざ報告しない。このためにネット上には「成功体験」の報告しか上がらず、結果的に実際より当たりやすいと思ってしまい人々は課金を続けそして爆死する…


これをなんとかバイアスと名付けようとしたのですが、そもそもバイアスがなんなのかよく知らないのでやめました(アホ)。


それはとにかく、結局ネット上の当たり報告は本当に氷山の一角で、その裏にはウェブ上にアップロードされていない何十倍、何百倍の屍が積み重なっているのですね。人は嬉しいことは積極的に表現したい反面、悲しいことはあまり知られたくないと思うもの。ですから、スマホのガチャもそうですし、カードゲームのパックも同様に、買うかどうかは冷静に見極めなければいけませんね。



さて、割と当たり前のことを書いてきましたが、ここで小話をひとつ。


私もスマホゲーをやっていて、何年か前までは同じように「当たったときだけツイッターに投稿」を行っていたのですが、上記のよくないサイクルに加担していることに気づきやめました。


ですが、やっぱり当たったときは嬉しいので誰かに報告したいのですよね。


さて、この気持ちをどうしようか…



私なりの解決方法は、「ガチャの結果を毎回スクリーンショットに撮って保存しておく」でした。

当たったときはもちろん、はずれたときの結果も全て保存しておきます。

すると、当たったときの嬉しい気持ちを残しておける以上に、ハズレたときに今までの成功体験を見返すことで、「今回はダメだったけど前回良かったし仕方ないか」あるいは気持ち的に引きたいんだけど今月はお金や石が厳しいとき「今回はいけそうな気がするけど前回みたいに爆死する可能性もあるしやっぱりやめておくか…」と思えるようになります。そうすると気持ちのコントロールがちょっとだけうまくなっている気がします。
同時に、今までのガチャ運が全部残るので、ネット上の報告に惑わされず、自分の持っている長期的な”引き運”を意識出来るようになっていきます。
あとは、もちろん当たり報告を見て気持ちが揺らぐことはあるとは思いますが、常にそれが氷山の一角であるということを意識しておくのが大切です。

これはカードパックの開封にも当てはめられると思っていて、とはいえ1パックごとに全部の枚数写真撮るのもアレなので、例えば10パック買ったらそのレアカード10枚を並べて保存しておくとかね。

MTGのブースターパックが★5一枚確定の15連ガチャ(ただしFoil枠以外レアカードは2枚以上出ないですけど)みたいなものなので、350円で15連が出来るのなら安いものですね。


皆さんもお財布と相談しながら、冷静にパック購入をして楽しいギャザリングライフを送りましょう(笑顔で通販のシングルカード数万円分をポチりながら)。
海賊…ですかね(挨拶)


こんにちは。

パイオニアについて徐々にやる気が高まってきたのですが、とりあえずまずどうやってサヒーリコンボを乗り越えるかからデッキ構築がスタートするのはあまり健全ではない気がしますね。


個人的にはやはりスタンダードであまり振るわなかった海賊デッキをアップデートしたいのですが、スペルの幅が広がるくらいで海賊クリーチャー自体は増えてないのが痛手です。そこをどう構築していくか。


もう一つは、「クレンコ大暴走デッキ」。
現在のスタンダードでも組めますし(https://makeaview.diarynote.jp/201905220003214554/)、決まると気持ちいいくらいにデッキ全体の方向性が一貫しているのですが、いかんせんあまりにも単調
コンボが決まれば勝ち、決まらなければ負けの明暗がめちゃくちゃハッキリしすぎています。パイオニアでは《顕在的防御》が入れられるので、キーカードを守ること+クレンコを強化することが同時に出来、かなり内容が変わって来るのではないかと思っています。


やはり環境初期は過去のスタンダードで猛威を振るったデッキのアップデートまたはモダンで強いデッキの焼き直しが活躍すると思いますが、逆にそれこそスタンダードで勝ちきれなかったデッキも台頭してきて欲しいですね。


あと、パイオニアが発表された日の夜に《サヒーリ・ライ》《密輸人の回転翼機》《死儀礼のシャーマン》を探したけれどどこも売り切れだったのですが、どうもその何日か前から、これらのカードはネットショップ店頭から姿を消していた(かどうかはわからないですが買いあさる人はいたようで値段が上がっていた)ようです。

キナ臭いですねぇ…(悪い顔)
絶滅したはずの海賊に生き残りがいた!?その謎を探るべく我々はAmazonの奥地へと向かった
こんにちは。


オーコ激オコ劇場の開幕からはや一か月が経とうとしています。

コレクターブースター開封は楽しかったですが、様子見をしている間にオーコの値段と評価はうなぎ上り。



あっ(察し)
この状態のスタンダードに今から入るのは魔境やな…




ですがとりあえずギャザラー(???)の端くれとしてデッキリストを眺めていると、シミックフラッシュというデッキが紹介されていました。
https://jimongg.online/simicflash/
(前環境からアーキタイプ自体はあったみたいですが、現状でも生き残っているシミックフラッシュがいたとは…という意味)




「へー
 オーコ全盛のフードデッキの中で、
 オーコに頼らない構成のこういうのもあるんやねー」







くらいに眺めていたのですが…










『相手のクリーチャーを破壊して除去を行う呪文が採用されていないため、相手のライフを削るタイミングが重要。送還で盤面のクリーチャーをバウンスしたり、塩水生まれの殺し屋のステータスを大きく上げて攻めるなどの工夫が必要だ。』










をっ!!!?(コーヒーを吹き出す)
          ___
        /⌒  ⌒\         ━━┓┃┃
       /(  ̄)  (_)\         ┃   ━━━━━━━━
     /::::::⌒(__人__)⌒:::: \         ┃               ┃┃┃
    |    ゝ’゚     ≦ 三 ゚。 ゚                       ┛
    \   。≧       三 ==-
        -ァ,        ≧=- 。
          イレ,、       >三  。゚ ・ ゚
        ≦`Vヾ       ヾ ≧
        。゚ /。・イハ 、、    `ミ 。 ゚ 。





《塩水生まれの殺し屋》を使ったデッキがまだ存在したッ!!!!?





Brineborn Cutthroat / 塩水生まれの殺し屋 (1)(青)
クリーチャー — マーフォーク(Merfolk) 海賊(Pirate)
瞬速(あなたはこの呪文を、あなたがインスタントを唱えられるときならいつでも唱えてよい。)
あなたが対戦相手のターン中に呪文を唱えるたび、塩水生まれの殺し屋の上に+1/+1カウンターを1個置く。

2/1










お前これお前…



全世界が待望したマーフォーク・海賊じゃないですかこれ…






いやあやってくれると思ってたよ?



思ってたけどこうして海賊が立派にデッキの一翼を担っているのが嬉し…ん?









お…おい…







デッキリスト…これ…(震える手で指さす)






-クリーチャー(22)-
4 幽体の船乗り
3 僻境生まれの保護者
4 塩水生まれの殺し屋
4 厚かましい借り手
3 エリマキ神秘家
4 夜群れの伏兵











4 幽体の船乗り
















4 幽体の船乗り


















4 幽体の船乗り

















お前ェーーーーーー!?





お、おま、












お前これこれお前これ














おまおまこれこれお前これ















おまおまおまおまおまおまおまおま













お・お・お・お・おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお












ドゥ~~~~~~~~~~~~~~~ン



































お前これ
海賊デッキやろ




















(フロア熱狂)





ドゥ~ン 
ドゥンドゥンドゥ~ン 
キュワキャキャキャッキャキュワキャ!

















この海賊デッキはいい海賊デッキだねえ(笑顔)。
こんにちは。

やっと時間が取れたので、公式HPで連載されているエルドレインの王権のストーリーダイジェストを読みました。

ストーリー自体は小説本になっているのですが、日本語版は出版されていませんので、ダイジェストとして翻訳したものを掲載してくれているようです。


現在までに5話が公開されています。


『エルドレインの王権』物語ダイジェスト:第1回 その舞台と人物
https://mtg-jp.com/reading/special/0033132/


『エルドレインの王権』物語ダイジェスト:第2回 むかしむかし
https://mtg-jp.com/reading/special/0033154/


『エルドレインの王権』物語ダイジェスト:第3回 知りたがりの二人
https://mtg-jp.com/reading/special/0033180/


『エルドレインの王権』物語ダイジェスト:第4回 不可解な幻視
https://mtg-jp.com/reading/special/0033245/


『エルドレインの王権』物語ダイジェスト:第5回 残忍な騎士
https://mtg-jp.com/reading/special/0033264/




カードの前評判の通り、ストーリーも明るく非常に魅力的で面白いですね。
私はゲートウォッチの活躍というよりは、イクサランやドミナリアの物語が楽しめたので、今までとほとんど関係がないエルドレインのお話はスッと入ってきて読めました。またダイジェストなので、各回読みやすい程度の長さになっています。

物語的には中盤くらいまで来たのかな。主人公であるローアンやウィルが思ったより若かったのも驚きましたが、それが今回の冒険譚のような側面をより際立たせています。また、ゲームシーンで凶悪な存在感を放つオーコも途中顔を出しましたが、これから双子にどう関わっていくのか。そしてなにより、呪いが解けず現在オーコに精神支配されている(?)ガラクの呪いが、どうやって解けるのか!これがなかなか気になっていますね。

世界観ですが、各5色に対応する王国がそれぞれあり、中でもローアンとウィルの父親、ケンリス王がそれを束ねています。その前は「僻境」と呼ばれる魔の領域が世界に広がっており、野放しの魔物や危険な魔法が跋扈していたのを、ケンリス王が抑え込みました。それが今回、ケンリス王が行方不明になったことによって、再び広がろうとしています。統率者を失い5つの王国の結束は瓦解してしまうのか、そして王の行方は。

カード的にはいろいろなおとぎ話がモチーフになっていますが、物語自体はそれらの寄せ集めということでは全くなく、一つの独立したお話となっています。これ、普通にマジックと関係無い物語としても面白いのではないかな?


カードフレーバー的には《めでたしめでたし》ということですが、プレイヤーとしてはやっぱりオーコのことやガラクの呪いが気になりますね!これからも楽しみです。

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